まだハゲるには若すぎる!どうにかしてハゲが目立たないように髪の毛をセットしたいという方向けに、薄毛が目立たない髪型や逆に目立ってしまうNGな髪型をご紹介しています。
薄毛の原因がAGA(遺伝でのハゲ)である場合は、実は治療することもできます。髪の毛を増やしていきたいという人にもAGA治療について触れていますので、是非参考にしてください。
目次
薄毛が目立たない髪型のポイント4つ
まずは、薄毛が目立ちにくい髪型のポイントを簡単に解説していきます。
薄毛をカバーするように髪型を考えている人もいますが、自分では薄毛をカバーできたと思っていても周りからは余計に薄毛が目立って見える可能性があるということを理解した上でポイントを抑えていきましょう。
①短めをキープする
薄毛をカバーしたいから髪の毛を伸ばしている人も多いですが、逆効果になってしまうことが多々あります。カバーしたい部分にもよりますが、激しい運動をしたり風が吹くなどよってセットしたスタイルが崩れやすいです。さらに、セットが失敗すると不潔な印象を与えてしまう危険性もあります。
短い髪の毛であれば、セットしやすいだけでなくスタイルをキープしやすいというメリットがあります。とくにストレートヘアのように長いままだとセットが崩れやすい人におすすめです。中には「くせ毛だから短いとセットできない…」と感じている人もいますが、実はそうでもありません。
確かにセットするのは難しいですが、くせ毛特有なうねりやウェーブを上手に活用することでボリュームを出すこともできます。さらに、くせ毛の人は短い方がさっぱりとして清潔な印象を与えつつ薄毛を隠すことが可能です。
私もずっと長髪スタイルでしたが、落ち武者のようになる前に、自発的に短髪にしました。清潔感も出て、周囲からの評判は上々です!思い切って短髪にして良かったと本当に思います。
②前髪はアップにする
生え際が後退している場合、どうしても額の広さを隠すことに考えを集中してしまいます。そのため前髪をおろした状態でセットしている人がいますが、それでは相手からも顔が見えにくく清潔感が損なわれてしまう可能性があります。
髪が全体的にペタッとなっていると余計に薄毛が目立ってしまうのです。そのため、できるだけ前髪を立ち上げて顔がしっかりと見ているような髪型を検討してみましょう。これであれば清潔感も保たれますし、額の広さに関しても目立ちにくくなります。
全体的に髪の毛を立ち上げた方がおすすめですが、毛量自体が少ない場合は前髪だけでも立ち上げることが重要です。
③トップはボリュームを出すように
左右の髪の毛は短くし、頭頂部の髪の毛は多めに残してもらうようにしましょう。こうすること、髪の毛にボリュームを出すことができます。視線を上に向けることができるため、毛量があるように印象付ける効果もあります。
それだけでなく、左右の髪の毛が短くなると小顔効果にも期待することができるのでおすすめです。ツーブロックのような髪型にするのが最も簡単ですが、もし髪の毛を短くする予定がない場合は「髪の毛をスタイリング剤などでまとめる」という方法を考えてみましょう。
スタイリング剤を使用する際の注意点としては、髪の毛を押さえつけるのではなく、髪の毛の流れを無造作に散らすことを意識することが大事です。
④自分の髪質に合ったスタイリング剤を使う
薄毛は髪型を変えるだけでカバーできないこともあります。「せっかく美容室でセットしてもらったのに、家に返ってシャワーを浴びたらさっきよりも薄毛が目立っている!?」ということも珍しくありません。そこで重要なのが、自分でもセットできる技術を身に着けることです。
しかし、これまでにセットしたことない人にとってはスタイリング剤を探すところから覚えなくてはいけません。スタイリング剤の種類や、スタイリング剤の選ぶ方などは後半に詳しく解説していますので、ぜひそちらの方を参考にしてみてください。
薄毛が目立たないおすすめの髪型(男性向け)
ここからは、薄毛が目立たないおすすめの髪型を紹介していきます。
①ショートカット
意外と思われるかもしれませんが、M字ハゲの人には前髪を上げたアップバングもおすすめです。それではM字ハゲが目立ってしまうという不安があると思いますが、あえてオデコを見せることで清潔感を演出することができます。サイドの前髪さえおろしておけばM字が目立つこともありません。
短い髪型はスタイリングがしやすく、気になる部分から注意を逸らせるというメリットもあります。もしスタイリング剤を使用する場合は、頭髪に満遍なく塗布するようにしましょう。全体的になじませ、適度な束感を作るのがおすすめです。
- 薄毛の状態問わず目立たないようにしたい人
- スタイリング剤を使って自分でセットしたい人
②ソフトモヒカン
もしM字ハゲのように前髪が気になっている場合、前髪を上げて真ん中にボリュームが出るようにセットすれば自然な形にすることができます。今までしたことない人にとっては勇気のいる髪型になってしまいますが、ある意味良い機会と言えるかもしれません。
- 頭頂部の薄毛を目立たせたくない人
- サイドが短くても大丈夫な人
③ベリーショート
こちらもさまざまなタイプの薄毛に対応している髪型ですが、短すぎるため髪の毛に動きを出すのが難しくなっています。そのため、できるだけ固めのスタイリング剤を使用すること、毛先は強くねじることなどが重要です。
- 清潔感や爽やかな印象を出したい人
- スタイリングが得意な人
④坊主
ベリーショートよりもさらに短い坊主スタイルです。全体的に短く刈り込むため、部分的な薄毛やボリューム不足が気にならなくなります。坊主と聞くと高校野球のようなイメージをしがちですが、トップを少し残すなどオシャレ坊主のようなデザイン性を意識することもできます。
最初は抵抗のある髪型かもしれませんが、慣れてしまえば坊主であることに抵抗もなければ薄毛であることも意識から外すことも可能です。
- 隠したい薄毛が複数ある人
- セットするのが面倒な人
⑤ショートレイヤー
注意点としては、前髪の長さを眉毛ほどに調整することです。それ以上長くなってしまうと、汗や湿気によって前髪が割れてしまいます。それでは生え際の薄毛が余計に目立ってしまいます。レイヤーが入っているため、セットは比較的やりやすいです。
- 生え際の薄毛が気になる人
- セットを簡単に済ませたい人
⑥やりすぎないウルフカット
ショートレイヤーと似たような髪型となっていますが、襟足や耳周りなど部分的に長い髪の毛を残しておきたい人におすすめです。ウルフカットでスタイリングする際には、スタイリング剤を馴染ませる前にドライヤーでトップ部分にボリュームを作っておくことを忘れないようにしましょう。
- 生え際の薄毛が気になる人
- 襟足など部分的に髪を伸ばしておきたい人
⑦パーマスタイル
実際、パーマ液によって頭皮や髪の毛にダメージが無いとは言い切れません。少なからずダメージはあるでしょう。しかし、美容師も頭皮にパーマ液がかからないように進めてくれますので、一度美容室で相談してみるといいでしょう。
- 直毛でスタイリング剤の効き目が弱い人
- スタイリングで薄毛をカバーしたい人
逆にハゲが目立つNGな髪型はこれ
上記のようにおすすめの髪型がある一方、逆にハゲであることが目立ってしまう・バレてしまうNGな髪型もあります。
①長い髪の毛を維持する
薄毛を長い髪の毛でカバーしたいという気持ちは分かりますが、実際は余計に薄毛が目立ってしまう可能性があります。前頭部の生え際が悪目立ちすることもあれば、髪の毛の重さで頭頂部のボリュームが少なくなったりするのです。清潔感もなくて暗い印象を与えてしまう可能性もあります。
それに加えて、スタイリング剤を使ったセットも難しくなります。せっかくセットしたのにちょっとした風で乱れることも多いです。もちろん部分的に長くするウルフカットのようなおすすめの髪型もありますが、全体的に長い髪の毛というのは薄毛隠しにとって敵だったりします。
②前髪を垂らす
前頭部のM字ハゲを隠そうとしている人に多いのですが、前髪を垂らすというのは逆効果です。汗や湿気によって前髪が割れてしまい、余計にM字ハゲが目立ってしまう危険性があります。
オデコも広く見えてしまうため、全体的に薄毛な印象も与えてしまいます。もし前髪を垂らしたい場合は、厚めの前髪を作るようにしましょう。
③サイド部分にボリュームを出す
生え際、頭頂部が薄毛の人は、サイド部分にボリュームを出してしまうと薄毛が目立ってしまう可能性があります。なぜなら、生え際やトップのボリュームが逆に少なく見えてしまうからです。
できるだけサイドは短くし、トップのボリュームが出るようにセットしていくようにしましょう。
ヘアセットで大事な要素
髪が薄くてもそれを感じさせない髪型をここまで解説してきましたが、美容院でその髪型にしてもらって終わりではありません。毎日のようにケアする必要もあります。そのため、この記事の締めとして「自分でヘアセットする際のポイント」を紹介していきましょう。
ドライヤーでベースを作る
まずは、ドライヤーを使ってベースを作ることを意識することです。今までヘアセットにドライヤーを使ったことがない人は、ドライヤーの当て方や強さなどを覚えていきましょう。そうすれば、髪の毛にボリュームを出すこともできますし、前髪を上手に立ち上げることもできます。
正しいドライヤーの当て方
- 髪全体を持ち上げるように乾かしていく
- 立ち上げたい髪の毛を軽く引っ張って垂直にする
- 左右にドライヤーを振りながら髪の毛の根元に風を当てる
- 温かい風を当てたら冷やす
- 冷やしたら手を離す
ここで重要な工程は、「髪を冷やす」という点です。冷え切る前に手を離してしまうと、形が付かずにそのまま元に戻ってしまいます。それに加えて、冷やす際にはドライヤーの冷風を使うのではなく、ドライヤーのスイッチをOFFにして自然に冷ますようにしましょう。
また、髪の毛に高温の熱を当て続けるのもキューティクルが破壊されたり、頭皮が乾燥したりする原因となるため必ず頭皮から20cmほどは離すようにします。当てる場所も少しずつ動かすことで調整するようにすると健康なままセットすることができるでしょう。
スタイリング剤も自分に合ったものを選ぶ
スタイリング剤はどれでも良いというわけではありません。自分の髪質や、希望する髪型に合ったものを選ぶ必要があります。髪が薄い人はこれまでスタイリング剤を使ったことがないことも多いと思いますので、ここでスタイリング剤の種類と特徴について学んでおきましょう。
各スタイリング剤の特徴
まずは、簡単に各スタイリング剤の特徴について簡単に解説します。
①ソフト~ミディアムワックス
柔らかさがありつつ動きを出したい髪型におすすめです。ガチガチに固めるようなものではありませんので、初めてワックスを使う人にもおすすめと言えます。
②ミディアム~ハードワックス
この固さになると、髪の毛を立ち上げたり毛先に動きを出せることができます。多くの人がイメージしているワックスがこの固さでしょう。
③ジェル
こちらもしっかりと髪を固めることができますが、ワックスと違って髪が短い人におすすめです。
薄毛の人はクリーム系がNG
ワックスは固さの差だけでなく、その他にも「クリーム系・マット系・ファイバー系」のような種類に分けることもできます。これも髪質などによって合うものが違いますが、クリーム系は髪のボリュームを下げてしまうため髪が薄い人にはおすすめできません。そのため、薄毛の人や髪が細い人、髪が柔らかい人はマット系かファイバー系がおすすめです。
スタイリング剤の付け過ぎはNG
スタイリング剤が多くなってしまうと、それだけ頭皮に油分が付着してしまうことになります。油分が用日に付着してしまうと、それが毛穴をふさいでしまう可能性が高くなるのです。その状態だと細菌が繁殖しやすくなり、さまざまな頭皮トラブルに発展する可能性も高くなってしまいます。
AGA治療しているのであれば、このような状態が続くというのはマイナスと言えるでしょう。そのため、まずはスタイリング剤を適量だけ使うこと、そしてスタイリング剤を使った日はしっかりとシャンプーを使って洗い流すことを第一に考えましょう。そのまま寝るのはNGです。
髪型以外で薄毛を目立たせない方法
薄毛を目立たせないために最も重要なのは髪型ですが、それ以外にもさまざまな方法で薄毛ということを意識させないことも可能です。
①ヒゲを生やしてみる
これまで短髪や坊主にしたことがない人は、ヒゲを生やしてみるのもおすすめです。ヒゲは短髪や坊主と相性・全体のバランスが良いため、もしワイルドさや貫禄を演出したいのであれば生やしてみるのも良いでしょう。
ただし、ヒゲを生やしたらOKというわけではありません。無精ヒゲは相手に不潔な印象を与えてしまいますし、骨格に合っていないヒゲであればバランスが悪く感じられてしまいます。これまで生やしたことがない人にとっては難しい問題です。
ビジネスシーンなどでも失敗しないように、まずは「自分の骨格に合ったヒゲの形」を調べてみたり、美容院で相談してみましょう。それを理解した上で、清潔感のあるヒゲを保てるようにお手入れしていくことが重要です。
②メガネをかけてみる
メガネをかけることによって、ヒゲとは真逆に知的で落ち着いた雰囲気を出すことができます。そうすることで頭の方に目線が行きにくくなり、薄毛であることがバレにくくなるのです。スーツとの相性も抜群のため、ビジネスシーンでも活用することもできます。
ただし、こちらもヒゲと同様に「自分の骨格に合ったタイプのメガネ」をかけることが重要です。これも専門店に行って骨格を確認してもらい、ある程度おすすめしてもらった方が失敗しません。もちろん伊達メガネでも大丈夫です。
薄毛は治療できると知っていますか?
薄毛は髪型やスタイリングで隠すことや目立たせなくすることは可能ですが、それでも限界はやってきます。そして、薄毛の原因がAGAだった場合、放置していると徐々に進行していってしまいます。
ごまかそうとすればするほど、傍から見るとみすぼらしい印象を受けてしまいます。薄毛が進行している場合は、諦めてきっぱり坊主にしてしまうか、AGA治療を専門とするクリニックに行くか、どちらかが良いでしょう。
まだどうしてもハゲたくない…という方は、AGA治療について、「実は月々数千円!AGA治療におすすめのクリニック20選とAGA治療にかかる費用」のページで一度調べてみてください。
私もハゲは絶対に治らないし治療もできないと思い込んでいましたが、AGAは治療できると知って、クリニックに通うようになりました。もっと早く知っておけば…と後悔すらしていますので、薄毛に悩んでいるなら一度ご参考にしてください。