【定義】
高額な医療機器やクリニックの建物など、長く使うもの(資産)の価値が、時間の経過とともに少しずつ減っていくと考え、その減った分のお金を毎年経費として計上する会計上の考え方や手続きのことです。
【説明】
例えば、500万円の高性能なレントゲン機器を買ったとします。この機器は1年で価値がゼロになるわけではなく、何年間も使えます。そこで、「500万円の価値は、5年間にわたって少しずつ減っていく」と考え、毎年100万円ずつを「費用(経費)」として計算します。大きな出費を一度に計上せず、何年かに分けて経費にする仕組みで、税金を計算するときに非常に重要になります。