医療用語集
「坪単価」とは

坪単価 つぼたんか

【坪単価の定義と基本的な考え方】

坪単価とは、建築費や内装工事費、あるいは物件の賃料などを「1坪(約3.3平方メートル)」あたりの金額に換算した指標です。基本的な考え方は、異なる広さの物件や建築計画を、共通の尺度で比較・検討することにあります。クリニック経営においては、物件取得時の「賃料単価」と、開院時の「内装工事単価」の2つの側面で、投資の妥当性を判断するための極めて重要なコスト指標となります。

【コストコントロールと空間効率における活用場面と運用の注意点】

坪単価が経営判断を左右する場面は、テナントの選定時や、設計会社からの見積書を精査するタイミングです。運用の際の注意点は、坪単価という「平均値」の落とし穴にあります。よくある誤解として「坪単価が安ければ総額も安くなる」と思われがちですが、実際には、整形外科のようにリハビリ室(大空間)が多い場合は坪単価が下がりやすく、逆に歯科や耳鼻科のようにユニット・配管設備が密集する診療科では坪単価が跳ね上がる傾向にあります。また、建物全体の「グロス(総額)」での予算管理を怠ると、坪単価を抑えても余計な面積を借りてしまい、毎月の固定費(賃料)が経営を圧迫するリスクがあります。共用部の面積が含まれているか(ネット・グロス)の確認も不可欠です。

【フルスイングによる「1坪あたりの収益性を最大化する」空間投資支援】

株式会社フルスイングでは、坪単価を単なる「建築コストの指標」としてではなく、1坪から生み出される「医業収益の生産性(坪効率)」を最大化するための戦略的な経営指標として支援しています。私たちのコンサルティングは、単なる相場との比較にとどまらず、特定の診療科の動線分析に基づき、無駄な通路を削り、診察室や検査室の配置を最適化することで、実質的な「投資対効果の高い空間設計」を提案します。例えば、開業支援の段階から、複数社への一括見積もり(コンペ)による工事坪単価の適正化や、将来の増患を見越した可変性のあるレイアウトをプロデュースすることで、将来的な改装コストまで見据えたコスト削減を行います。関連会社である医療法人の運営実績に基づき、どのような面積配分と内装投資が「限られた坪数の中で最大の患者数をさばき、最短での投資回収を実現したか」という、現場発の実践的な空間ノウハウを提供できるのがフルスイングの強みです。現場の視点を持ち、坪単価という数字を「効率的でストレスのない最高の診療環境」に変えることで、持続可能なクリニック運営を強力にバックアップいたします。

監修医師 坂口海雲

監修医師

坂口さかぐち海雲みくも

大阪市立大学医学部卒業。循環器内科医として「病気を治すこと」と「患者さんを幸せにすること」の両立を志し、2016年に福島吉野スマイル内科・循環器内科を開院。患者様が心からの笑顔になれる医療を目指し、日々精進しています。

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