【定義】
会社員やアルバイトとして「給料」をもらっている人が、税金を計算する際に、収入から差し引くことができる、「みなし経費」のようなものです。
【説明】
個人事業主(開業医)は、仕事で使った費用(経費)を全て自分で計算し、収入から差し引いて税金を計算します。それに対し、給料をもらう人は、仕事で使った経費(スーツ代、勉強代など)を一つ一つ証明するのが難しいので、「給料をもらっている人は、仕事のためにこれくらいのお金を使っているだろう」と、国があらかじめ決めた金額を、給料から差し引いてくれます。これが給与所得控除です。