PCR検査をもっと手軽に受けたい人のために、無料で新型コロナウイルスのPCR検査を受けられる最新情報や精度が高くて価格も安いおすすめの郵送PCR検査キットをまとめました!
症状がなくても、大切な人と会う前に検査をしたい…実家に帰る前に検査をしたい…イベントに参加したから感染していないか不安で検査をしたい。そういった方々のための記事です。自宅で検査ができるタイプは人と会うこともないため、とても人気が高いです。
【2023年3月時点】PCR検査無料化の最新情報
PCR検査はコロナウイルスの感染拡大状況により、無料で受けられることがあります。現在は、都道府県によって無料期間が異なりますが、当面の間は無償とされている地域が多いです。(3月2日時点)
対象者は、感染不安を感じている無症状であることが必須となっており、少しでも発熱などの症状が出ている人は無料で受けることができません。
無料化させるかどうかは各都道府県の知事が判断しており、対象期間の終了がバラバラなことがあります。延長の可能性もありますが、無料でPCR検査が受けられるかどうかは各都道府県のホームページにてご自身にて確認してください。
各都道府県の無料化に関する詳細ページ
PCR検査無料化に関するページは以下にまとめていますので、気になる人は自分の住んでいる地域を探して確認してみましょう。
地方 | 各都道府県の無料化に関するページ一覧 |
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北海道・東北 | 北海道|青森県|秋田県|岩手県|宮城県|山形県|福島県 |
関東 | 東京都|茨城県|栃木県|群馬県|埼玉県|千葉県|神奈川県 |
中部 | 新潟県|石川県|富山県|山梨県|福井県|長野県|岐阜県|静岡県 |
近畿 | 大阪府|京都府|兵庫県|和歌山県|滋賀県|三重県 |
中国 | 島根県|岡山県|鳥取県|広島県|山口県 |
四国 | 愛媛県|香川県|徳島県|高知県 |
九州・沖縄 | 福岡県|大分県|鹿児島県|佐賀県|熊本県|長崎県|宮崎県|沖縄県 |
検査無料化の場所で検査を行う注意点
PCR検査を無料で受けられるなら、有料の検査キットなんて必要ないよねと思われるかもしれませんが、無料のPCR検査は注意点やデメリットもあります。
- 受付は行列で検査をするまでに長時間待つことが多い
- 状況によって検査結果が出るまでに時間がかかることもある
- 即日検査結果を知りたい場合は有料のキットで対応した方がいい
- 検査キットは持ち帰りに対応していない
- 本人確認書類を忘れずに持って行く
- 何かしらの症状が出ていると受け付けてもらえない
都道府県知事がPCR検査を無料化させているということは、コロナウイルスの感染状況がかなり悪化している状況ということです。裏を返すとPCR検査を受けたい人数がかなり多いということなので、現場に行っても受付だけで数時間待たされる可能性もあるということになります。
私が年末の帰省前に無料検査を受けたいと思い、梅田のPCR検査センターに行ったところ、300人近く並んでいて3時間待ちでした。あまりの人だかりに、ここでコロナウイルスに感染するんじゃないかと恐怖を覚えたくらいでした。
無料検査を受ける場合、必ず本人確認書類が必要になる点にも注意です。本人確認書類は運転免許証やマイナンバーカードのような写真付きのものが確実ですが、もし所持していない場合は「健康保険証+住民票」や「健康保険証+学生証」のように2つ持って行くと安心です。
行列で何時間も待ちたくない方・検査結果をすぐに知りたい方・自宅で好きなときに検査をしたい方は、PCR検査キットの方がおすすめです。
3,000円の低価格PCR検査キットは信頼できる?
インターネット通販で販売されているPCR検査キットは、3000円くらいの低価格なものと1万円台のものと2種類があります。どちらもパッと見た感じは同じに見えますが、低価格なPCR検査キットはデメリットが大きすぎるため、あまりおすすめできません。
- 検査結果は「陽性・陰性」ではなく「低リスク・高リスク」で表示
- 陰性証明書を発行することができない
- 結果が出るまでの時間が少し長め
- 郵便では配送が禁止されており、配送の手間がかかる
検査結果は「陽性・陰性」ではなく「低リスク・高リスク」で表示
2,980円で販売されている東亜産業のPCR検査キットは、医師による診断を行うわけではないため「陽性・陰性」で結果を出すことができません。あくまで、コロナのリスクが低いか高いかでしか結果を出すことができないのです。
そのため、信頼性に関してはクリニックなどによるPCR検査よりも劣ってしまいます。もし高リスクと出た場合は別途PCR検査をやり直す必要もありますし、やり直した結果陰性だったということも充分に考えられます。
また、このタイプのPCR検査キットでは、県民割・全国旅行支援などの旅行キャンペーンは適用されません。きちんと陰性と出るタイプのものしか有効となりませんので、ご注意ください。
陰性証明書を発行することができない
陰性証明書を発行することもできません。海外渡航に用いられる検査証明書は、厚生労働省が定めた検査方法でしか発行してはいけないため、高リスク・低リスクだけ検査しかできないキットでは証明できないのです。
結果が出るまでの時間が少し長め&郵便では送れない
2021年2月1日より、PCR検査の検体は「医療機関などと同水準の厳重な三重包装がされていること」が配送の条件となることが日本郵政にて公表されました。(参考:日本郵政HP)
以前はPCR検査キットを購入して検体を採取したのち、ポストに投函するだけでよかったのですが、現在は基準を満たした容器に入れないと郵送してもらえません。

3,000円ほどの低価格なPCR検査キットは、この包装が郵便局での基準を満たさないものなのです。ポストに投函できないため、専属の宅配業者が検体の回収を行います。地方であれば検体の回収を拒否される可能性もありますし、なにより検査までに時間を要します。
それに対して10,000円くらいのPCR検査キットは、WHOの基準を満たした容器(UN3373が刻印されている箱)もセットになっているため、ポストに投函するだけで検体を回収してもらえます。
この差が、もっとも大きな違いとなります。安易に安い検査キットを購入しても、結果が届いたのは1週間後…なんてことになる可能性がありますので、注意しましょう。
安くて精度も高いPCR検査キットのおすすめ5選
3,000円以下の格安PCR検査キットに関しては信頼性が低く、検査結果も曖昧にしか出せないことがあります。それでも、「できるだけ安くPCR検査をしたい!」という人に、精度が高いおすすめのPCR検査キットを5つご紹介します。
新型コロナ対策PCR衛生検査所
価格 | 1回:7,000円 |
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最短検査結果 | 検体到着後、24時間以内 |
検査方法 | 唾液検査 |
陰性証明発行 | なし |
対応エリア | 全国 |
- PCR検査キットの価格が7,000円とかなり安い
- 検体が届いてから24時間以内に結果が分かる
- 使用期限が6ヵ月と長く、家で保管しやすい
- 保健所認可の衛生検査所で信頼性も高い
- 旅行キャンペーンで使うなら一番コスパが良い
新型コロナ対策PCR衛生検査所が販売している検査キットは、送料込みで1回7,000円と非常にリーズナブルな価格となっています。
検体が到着してから24時間以内に結果が分かるスピード、保健所に認可された検査所のため、結果に対しての信頼も厚いです。

陰性証明書の発行には対応していないのが唯一のデメリットですが、検査結果通知書は必ず出るため、県民割・全国旅行割といった旅行キャンペーンの割引目的でPCR検査をする方にはもっともコスパが良い検査キットです。
また、実家に帰省する際に陰性であることをはっきりさせておきたい方にも、おすすめのPCR検査キットです。
TケアクリニックPCR検査
価格 | 1回:9,980円 10個セット:59,800円 |
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最短検査結果 | 14時までに検体が届けば当日 |
検査方法 | 唾液検査 |
陰性証明発行 | 1枚:5,500円 |
対応エリア | 全国 |
- 年中無休(土日祝日)で受付可能
- 14時までにクリニックに検体が届けば当日に結果が分かることもある
- 検査キットも14時までに申し込みがあれば当日発送
- 来院時と同じ検査なので信頼性が高い
- 唾液検査なので誰でも受けやすい
TケアクリニックPCR検査は、年中無休でPCR検査の受付を行っています。14時までに検体がクリニックに届けば、当日に結果が通知される可能性もあるため、すぐに結果が知りたい人におすすめです。
申し込みが14時までに完了すれば、当日に検査キットが発送されるのもスピード感があります。検査自体も来院時と同じ内容となっていますので、検査キットとは言え信頼性は高いです。検査方法は「唾液検査」となっているため誰でも簡単に採取できますし、不快感や痛みはないため利用しやすくなっています。
価格は1回9,980円となっており、検査キットの中ではやや安いといった感じです。陰性証明書は1枚5,500円となっていますので、こちらの方は比較的高めに設定されています。
体調が悪いけど、近くに発熱外来の病院はないし、公共機関でPCR検査をすると後々面倒…でも、コロナかどうかは今すぐ調べてほしい!という方には、Tケアクリニックの検査キットがおすすめです!
ブレインクリニックPCR検査センター
価格 | 1回:7,980円(個人) 1回:6,980円(法人) |
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最短検査結果 | 最短3時間 |
検査方法 | 唾液検査 |
陰性証明発行 | 1枚:2,000円 |
対応エリア | 全国 |
- 365日いつでも検査してくれる
- 結果は最短3時間でメール通知される
- 唾液検査キットなので採取が簡単で痛くない
- 厚生労働省が承認している最先端遺伝子解析装置を使用
- 変異株ウイルスの検査も可能
- 検査結果保証制度あり
- 支払方法も豊富に用意されている
ブレインクリニックのPCR検査は、土日祝日含む365日対応しているため緊急時でも検体を送ることができます。検査結果も検体を受領してから最短3時間ほどでメールにて通知される点も大きなメリット。
検体の採取方法は「唾液検査」です。不快感や痛みも少なく、唾液を小さな容器に入れるだけとなっています。使用する検査機器も厚生労働省が承認している最先端のものになるので、来院時の検査と同様に信頼性も高いです。
「N501Y型変異(イギリス株)」「E484K変異(南アフリカ型)」「N501Y変異(ブラジル型)」「del69-70(不明)」といった、比較的新しい変異株ウイルスの検出も可能になっています。検査結果保証制度もあり、もし陽性だった場合は無償で再検査可能です。
検査価格は個人であれば1回7,980円、法人であれば1回6,980円となっています。1回ずつの購入だけではなく、5回・10回のまとめ買いすることも可能です。その場合は、1回あたりの検査価格も少し安くなります。
支払方法はクレジットカードの他、個人購入であれば「Google Pay」や「Apple Pay」「Amazon Pay」のような電子マネーにも対応。もっともおすすめできるPCR検査キットです。
表参道ヘレネクリニック
価格 | 1回:13,000円 10回セット:49,800円 |
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最短検査結果 | 検体到着から最短6時間後 |
検査方法 | 唾液検査 |
陰性証明発行 | 1枚:5,000円 法人向け1枚:2,500円 |
対応エリア | 全国 |
- 検体が到着してから最短6時間で結果が通知される
- 検査結果は登録した電話番号にSMSで送られるためすぐに確認できる
- 10回セットで購入すると1回あたり4,980円~なのでお得
- 法人向け陰性証明書も通常の半額なので安い
- 唾液検査なので初めての採取でも安心
- オミクロン変異株などの新しいウイルスにも対応
表参道ヘレネクリニックのPCR検査キットは、検体が到着してから最短で6次官後には結果が通知されるようになっています。検査結果の通知も登録した電話番号に対してSMSで送られるため、他のメールなどに埋もれるような心配もありません。
検査方法も唾液検査のため、難しい手順などなく採取しやすくなっています。変異株ウイルスの検出にも対応していますので、オミクロン変異株なのか知りたい人にもおすすめです。
価格的には1回13,000円と少し高めに設定されていますが、10回セットであれば49,800円と1回あたり4,980円~で利用することができます。そのため、家族全員分や法人で購入する場合にはセットで利用した方がお得です。
それに加えて、陰性証明書の発行についても個人であれば1枚5,000円と高めですが、法人向けであれば半額の2,500円で発行することができます。このことから、個人での利用よりも法人での利用がおすすめのPCR検査キットです。
GME医学検査研究所
価格 | 1回:15,950円 10名以上の申し込みで団体割あり |
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最短検査結果 | 検体到着後最短当日 |
検査方法 | 唾液検査 |
陰性証明発行 | 1枚:2,200円 |
対応エリア | 全国 |
- 365日検査に対応している
- 検体が到着したその日に検査結果を提出してくれる
- 変異株ウイルスにも対応している
- 予め多く申し込んでおくことで、必要な時に都度利用することも可能
- WEB結果閲覧サイトが用意されている
- 検査結果は担当者のみに伝えられるので安心(希望によって変更可能)
- 10名以上の申し込みで団体割が適用される
GME医学検査研究所では、365日検査に対応しており、検体が到着したその日に検査結果を通知してくれます。検査方法も唾液検査となっているため、変な不快感や痛みなどを伴うこともありません。WEBで結果を閲覧できるサイトがあるのも楽と言えるでしょう。
検査1回に15,950円と、他のPCR検査キットと比べるとやや高いですが、精度に関しては非常に優れており、オミクロン株を含む変異株にも対応、従来型ウイルスなのか変異株ウイルスなのかを細かく検査してくれます。
「官公庁・地方自治体・保健所」からも検査受託されており、厚労省認証の体外診断用医薬品を使用していることからも、その安全性と信頼性の高さは窺えるでしょう。
10名以上で申し込みをすれば団体割が適用されますので、法人で申し込む場合は利用することをおすすめします。非常におすすめのPCR検査キットなのですが、今は注文が殺到しており発送遅れが出ているようです。そのため、利用を検討しているのであれば早めに申し込むことをおすすめします。
PCR検査キットを使用した場合の流れ
検査キットを提供している企業によって多少変わりますが、基本的な流れとしては同じです。私が新型コロナ対策PCR衛生検査所の検査キットを使ったときの体験・画像を用いて、分かりやすく流れをまとめました。
①:検査の申し込みを行う
まずは、利用したい検査キットの公式ホームページなどから申し込みを行います。その後、どの検査キットをいくつ購入するかを決定して購入者や送付先住所などの情報を入力します。
もし陰性証明書が欲しい場合は、申し込みの時点で申し込んでおきましょう。渡航先によっては唾液でのPCR検査では入国できず、鼻咽頭ぬぐいでの陰性証明書が必要なケースがありますので、注意してください。
②:検査キットの配送
入金確認後に、各機関から検査キットが配送されます。配送するスケジュールは申し込み先によって異なりますが、基本的には即日配送されます。
申し込みした時間が早ければ当日配送をしている機関もありますが、申し込みから1日~2日程度で到着すると思っておきましょう。土日祝日は配送に対応していないこともあるため、金曜日に申し込むともう少しかかる可能性もあります。
急いでいる場合は、土日祝でも検査キットの配送をしている機関の検査キットを活用するといいでしょう。
③:検体を採取する
PCR検査キットが届いたら、同梱されている説明用紙などに従って唾液を採取しましょう。唾液を採取する際には、「食事摂取→歯磨き→うがい後40分経過」という流れを経て採取することが推奨されています。
唾液を専用の容器に入れた後は、同じく同梱されている不活性液を入れて返送します。採取後24時間以内に返送できるように準備しておきましょう。陰性証明書が必要な場合は、検体と一緒に本人確認書類のコピーを入れなくてはいけないこともあるため注意が必要です。
④:必要事項を記入し、ポストに投函する
同封されているチェックシートを全てレ点していき、最後に署名をします。記入を終えたチェックシートを同封し、梱包を完成させていきます。箱表にある差出人ラベルにはあなたの名前を記入しないといけないため、書き忘れには注意してください。
梱包を終えたら、郵便ポストに投函しましょう。当ページでおすすめしているPCR検査キットはポストに投函できるタイプのものですが、3000円程度の格安キットを使った場合、ポストに投函しても配達されないので、注意しましょう。
⑤:検査結果が通知される
検査の結果が出れば、メールやWEB上で結果を確認することができます。検体が早い時間に届けば、その日の内に結果を通知してくれる機関もあります。
遅くても検体が届いてから24時間以内には結果が通知されますので、定期的にメールボックスなどを確認してみましょう。もし陰性証明書などを依頼していた場合は、ダウンロードなどの所定の手続きをして発行します。これが基本的な流れです。
全国旅行支援で使用する注意点
2023年1月10日から、全国旅行支援という旅行キャンペーンが行われています。旅費が1人あたり最大5,000円割引+クーポンとなるので、とてもお得です。1回くらいは活用して旅行に行きたいですよね。
キャンペーンの適用条件は複数あるのですが、ワクチン3回目接種を終えているか、または直前にPCR検査を受けたかどうかも条件に含まれています。
PCR検査で条件を満たすときのポイント
ワクチン接種を終えていない方は、自動的に直前のPCR検査で陰性を証明しないとキャンペーンは使えないのですが、このときに注意したいのは陰性証明書でなくても、結果通知書でキャンペーンは適用できるということです。
また、海外渡航用の陰性証明書を取る必要もありません。
- 受検者氏名
- 検査結果
- 検査方法
- 検査所名
- 検体採取日
- 検査管理者氏名
- 有効期限
上記が書かれている検査結果の用紙・または画像データであれば、問題なくキャンペーンの条件を満たします。
陰性証明書であれば追加料金がかかるクリニックが多いですが、検査結果通知書であれば無料のところがほとんどなので、検査前に「検査結果通知書は無料か?旅行の割引で使えるか?」という点を確認しておくといいでしょう。
1泊2日の方、2~3人の旅行の方は、有料のPCR検査キットを使ってしまうと、キャンペーンのお得感が薄れてしまうので、できれば無料の検査会場で済ませた方がいいです。今は無料でPCR検査ができる都道府県が多いので、一度チェックしてみてください。
PCR検査キットに関するよくある質問
最後に、PCR検査キットに多く寄せられる質問をQ&A形式で解説していきます。
Q.法人等のまとめ買いで一番お得なキットは?
法人などでまとめ買いする場合、どの検査キットがお得なのか少し比較してみましょう。
検査キット | セット料金・法人向け料金 |
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ブレインクリニックPCR検査センター | 1回:6,980円(法人) ~500個まで:6,480円 ~1,000個まで:5,980円 |
TケアクリニックPCR検査 | 10個セット:59,800円(1回5,980円) |
表参道ヘレネクリニック | 10回セット:49,800円(1回4,980円) 法人割・団体割で見積り可能(例:5,000個購入で1回2,980円~) |
GME医学検査研究所 | 要問い合わせ(10名以上の申し込みで団体割あり) |
法人でまとめ買いする場合、機関によっては見積りを出してもらう必要があります。そのため確実な比較とはいきませんが、価格で言えば「表参道ヘレネクリニック」が最も安くなっています。
数千個なんて大型ロットで注文しないよという方は、表参道ヘレネクリニックがおすすめ。10個のまとめ買いであれば一番単価が安く、検査精度も高いです。10個くらいであれば家族5人暮らしで2回は検査できます。
Q.まとめ買いしたいけど、使用期限はいつまで?
検査キットをまとめ買いした場合、いくつかは使わずに残しておくこともあるでしょう。使用期限に関しては、利用する検査キットによって変わってきます。それぞれの検査キットの推奨使用期限は以下のようになっています。
検査キット | 推奨使用期限 |
---|---|
新型コロナ対策PCR衛生検査所 | 約6ヶ月 |
ブレインクリニックPCR検査センター | 約6ヶ月 |
TケアクリニックPCR検査 | 購入月の翌々月末 |
表参道ヘレネクリニック | 約5ヶ月 |
GME医学検査研究所 | 半年 |
このように、基本的には6ヵ月前後が多くなっています。他のPCR検査キットであれば1年ほど期限が設定されているものもありますので、購入後にも定期的に利用したい人は長めの期限が設定されているPCR検査キットをおすすめします。
Q.届いた検査キットを返品することは可能?
届いた検査キットを返品することは基本的にできません。検査キットは「感染症関連商品」ということもあり、基本的には返品も交換も行っていないということを覚えておきましょう。これは、検査キットの再利用ができないという理由からです。
例外として検査キット発送前であればキャンセル可能であったり、中には発送後でも返品を受け付けているところもあります。決済した時点でキャンセル不可の可能性もありますので、事前に確認しておくことが重要です。
ただし、発送後の返品であれば「未開封」のものに限ることが多いです。開封したものは使用の有無に限らず返品は行っていません。料金に関しても発送前であればキャンセル料などは基本かかりませんが、返品という形になった場合は検査キットの返送料やキャンセル料が発生してしまう可能性があります。そのため、申し込む際にはキャンセルが基本できないこと、できたとしてもキャンセル料がかかる可能性があることを頭に入れておくことが重要です。
Q.PCR検査キットって保険適用できる?
PCR検査キットの購入や陰性証明書の発行に関しては、保険を適用させることが原則できません。すべて実費検査となります。
Q.どのような支払方法がありますか?
支払方法は申し込みする機関によって異なりますが、ほとんどの場合でクレジットカードには対応しています。クレジットカードだと「VISA/Master Card/JCB」に対応しているところが多いです。その他にも「Google Pay/amazon Pay/Apple Pay」のような電子マネーでも決済できることもあります。
Q.陰性証明書は海外渡航にも使えますか?
PCR検査の結果、「陰性」であることを証明する陰性証明書ですが、海外渡航に使えるものと使えないものが存在しています。そもそも海外渡航に対応した陰性証明書を発行していない機関もありますし、海外渡航に対応した陰性証明書自体は発行しているが旅行先によっては適用されないものもあります。
とくに後者に関しては、唾液検査で行った陰性証明書では適用されない国があるからです。その場合は、医療機関などで「鼻咽頭ぬぐい液検体」による陰性証明書を発行してもらいましょう。
まとめ
今回の記事をまとめると以下のようになります。
- 2023年3月の時点ではPCR検査を無料で受けられる
- 対象者なのであれば無料で検査を受けた方が現状はお得
- 3,000円以下の安すぎるPCR検査キットはデメリットが大きい
- 検体採取も簡単で、検査結果の通知が早いところが多いので優秀
- おすすめは「新型コロナ対策PCR衛生検査所」の検査キット
2023年3月の時点では、多くの地域で無料PCR検査を受けることができます。
ただし、無症状であることや濃厚接触者でないことが条件になるため、少しでも症状が出ている場合は最寄りの病院に行き、検査を受けるようにしましょう。発熱がある場合は、事前に診察してもらえるかクリニックに電話をしてください。
PCR検査の無料化が終わってしまった場合は、自宅でPCR検査を行える検査キットがもっともお得かつメリットが大きいので、おすすめです。状況に応じてどこで検査を受けるのか決めてみてください。