実は国内未承認?AGA治療薬を服用した場合の副作用を分かりやすく解説

実は国内未承認?AGA治療薬を服用した場合の副作用を分かりやすく解説

AGA治療を始める場合、内服薬と外用薬で進めていくのが基本です。現在、AGA治療薬としてメインで使われるものは「ミノキシジル内服薬・外用薬」、「ザガーロ(デュタステリド)」、「プロペシア(フィナステリド)」の4種類となっています。

それぞれ用途や効果も違いますが、発現する副作用も異なってきます。効果が高いけれど副作用の発現率が高くなってしまうもの…効果はそこそこで副作用が少ないもの、など色々な特性がありますので、事前に把握しておくといいでしょう。

この記事を書いた人
坂口 海雲

大阪市立大学医学部を卒業後、大阪市立大学循環器内科に入局。ベルランド総合病院、大阪市立大学病院への勤務を経て、福島吉野スマイル内科・循環器内科を開院。Dr.AGAクリニックの総院長も就任中。

所属:日本内科学会日本循環器学会、医学博士(循環器内科)

AGA治療薬の副作用まとめ

長ったらしい説明抜きで要約を知りたい方向けに、簡単にまとめました。

AGA治療で使用するお薬は主に4つです。抜け毛を防ぐためのお薬と髪の毛を増やすためのお薬、2種類を組み合わせて治療していくのが一般的。

※お薬名をクリックすると解説にジャンプします。
お薬の種類 効果 副作用 推奨度 起こり得る副作用
ミノキシジル内服薬 髪を増やす(効果大) ある D 初期脱毛、多毛症、動悸や息切れ
ミノキシジル外用薬 髪を増やす(効果中) 少ない A 頭皮の発疹・かゆみ・赤み
フィナステリド 抜け毛予防(効果中) 少ない A 性欲減退、PSA値の低下
デュタステリド 抜け毛予防(効果大) ある A 性欲減退、勃起不全、PSA値の低下
出典:日本皮膚科学会ガイドライン
できる限り分かりやすく、要点のみお伝えするために作成した表ですので、効果の大小や副作用の大きさは参考程度に留めてください。

基本的に、発毛の効果が大きいものは副作用も起きやすく注意して使用する必要があります。効果と副作用は比例すると思って問題ありません。

よほど薄毛が進行していない限り、ミノキシジル外用薬×フィナステリドという副作用が少ない組み合わせで治療することが多いです。

ミノキシジル内服薬の副作用

ミノキシジル内服薬の副作用・リスク
まずは、ミノキシジル内服薬(通称:ミノタブ)から見ていきましょう。

ミノキシジルの内服薬は発毛・育毛効果があります。ミノキシジルには血流を良くさせることで髪に栄養が行き届きやすくなったり、成長因子の分泌を活性化させたりすることで、発毛促進に期待ができます。

ミノキシジル内服薬の副作用

  • 初期脱毛
  • 多毛症
  • 動悸や息切れ
  • 心血管障害など

①初期脱毛
服用を開始してから2週間~1ヶ月程度で起こる副作用です。ミノキシジル内服薬にはヘアサイクルを正常に戻すという過程がありますので、服用を開始する前にあった古い髪の毛が抜けることで新しい髪の毛が生える準備を行います。

初期脱毛は平均1ヵ月半くらい続き、長い人でも2ヵ月で収まることが多いです。お風呂やドライヤーで信じられないくらいの抜け毛が増えますが、薬が効き始めたサインでもあるので、どうか怖がらずに治療を続けましょう。

2ヵ月よりも長く続いた場合やどうしても不安が収まらない場合は、クリニックに連絡して医師に相談してください。

②多毛症
髪の毛だけでなく、体毛全体が濃くなったという副作用が起こる可能性もあります。とくにヒゲ・腕・手は体毛が濃くなる方がおられます。

③息切れや動悸
ミノキシジル内服薬には心拍数を上昇させることもあり、それによって息切れや動悸を起こしてしまう可能性があります。

④心血管障害
うっ血性心不全などの心血管障害が発現する可能性があります。発現率は低いですが、心臓に疾患がある人などは使用することができません。副作用が出た場合は、医師に相談するようにしましょう。

ミノキシジル内服薬自体は未承認薬である

ミノキシジルには内服薬と外用薬が存在しています。しかし、厚生労働省の認可を受けているのは外用薬のみとなっており、ミノキシジル内服薬に関してはまだ認可されていません。ただし、医師が診断して処方した場合に限り利用することができます。

現在多くのAGAクリニックではミノキシジル内服薬の処方を行っています。医療法に基づいた処方となっていますので、処方してもらっても違法ではありません。ただ、副作用の発現は誰にでも起こる可能性があることは覚えておきましょう。

使用禁忌について

上記のように、ミノキシジル内服薬には複数の副作用が発現する可能性があります、そもそもミノキシジル内服薬を使ってはいけない、使用するのに事前に医師の確認が必要な使用禁忌の人もいます。

・女性(濃度が5%以上の場合)
・20歳未満の人
・AGA以外の脱毛症が疑われる人
・心臓や肝臓に疾患がある人
など

この記事では簡単にまとめましたが、ミノキシジル内服薬・外用薬に関して詳しく知りたい人は「ミノキシジルの副作用|内服薬と外用薬の効果の違いも解説」を参考にしてみてください。

ミノキシジル外用薬の副作用

ミノキシジル外用薬の副作用
ミノキシジル外用薬は、内服薬と同様に発毛効果に期待できるAGA治療薬です。

頭皮に直接塗布することによって細胞分裂を活性化させたり、血行を促進させることで発毛を促します。外用薬は内服薬よりも効果は低いとされていますが、副作用の発現率は低いというメリットもあります。

ミノキシジル外用薬の副作用

ミノキシジル外用薬を使用した場合、以下のような副作用が起こる可能性があります。

  • 発疹/かゆみ/赤み/かぶれ
  • 初期脱毛
  • めまい/頭痛
  • 動悸
  • 浮腫み/体重増加など

外用薬は頭皮に直接塗布して使うため、皮膚疾患が起こりやすい副作用となっています。その中でもかゆみや赤みが出るといったものが多く、アレルギー反応によって炎症や発疹が出るような頭皮トラブルが起こる可能性もあります。

その他の副作用に関しては発現率自体は低いですが、副作用が出た場合は、すぐに医師に相談するようにしましょう。

ちなみに、ミノキシジル外用薬は「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン 2017 年版」において推奨度Aという評価を得ています。

参考文献:日本皮膚科学会

ミノキシジル外用薬は認可を受けており市販でも購入できる

ミノキシジル外用薬は厚生労働省の認可を受けています。また、他のAGA治療薬と違ってミノキシジル外用薬の場合、濃度が5%未満のものであれば一般用医薬品として販売することができます。有名な商品で言えば、リアップやスカルプDが有名でしょうか。

ただし、ミノキシジル外用薬には使用禁忌なども存在するため、使用する際は医師に相談するようにしてください。

使用禁忌について

ミノキシジル外用薬は以下のような人は利用することができない、もしくは医師と相談した上で使用する必要があります。

・未成年者(20歳未満)
・AGA以外の脱毛症の人
・過去にミノキシジルでアレルギーが出た人
・妊娠中、授乳中の女性
・心臓や腎臓に疾患がある人
など

ちなみに、ミノキシジル外用薬に併用禁忌の薬は現在ありません。

サガーロ(デュタステリド)の副作用

サガーロ(デュタステリド)の副作用
ザガーロは、デュタステリドと呼ばれる成分が含まれているAGA治療薬の一つです。このデュタステリドが5αリダクターゼの働きを抑制することによって、AGAが進行する原因でもあるジヒドロテストステロンの生成をも抑制することができます。

それに加えて、5αリダクターゼのⅠ型・Ⅱ型両方に作用するため、後述するプロペシア(フィナステリド)よりも効果に期待することができます。ただし、副作用も比較的発現しやすい薬でもあるので注意が必要です。

ザガーロ(デュタステリド)の副作用

  • 男性機能障害
  • 肝機能障害
  • PSA値の低下
  • 食欲不振・倦怠感

①男性機能障害
ザガーロは男性ホルモンに作用するという関係上、性欲減退や勃起不全(ED)のような男性機能障害を引き起こす可能性があります。10人に1人の確率で見られる副作用で、もっとも高い発現率の副作用です。※参考:日本皮膚科学会ガイドライン

精子の総量・精液量・運動量が約20%減少するという報告もありますので、妊活を考えている場合はサガーロを服用する前に医師と相談しましょう。

②肝機能障害
ザガーロは肝臓で消化されるため、飲み続けていると発熱・吐き気・横断といった肝機能障害を引き起こす可能性があります。血液検査でAST、ALT、ビリルビンの上昇がみられた場合、すぐに医師に相談するようにしましょう。

③PSA値の低下
副作用とは異なりますが、サガーロやフィナステリドにはPSA値を下げる働きがあります。PSA値は、高くなるにつれて前立腺がんである確率が高くなるもので、健康診断ではチェックされることも多いでしょう。

他の病院で「何か服用されている薬はありますか」と聞かれたら、必ず「デュタステリド(またはAGA治療薬)を服用している」とお伝えください。

サガーロの成分がPSA値を下げている状況なので、あなたが前立腺がんにかかっていても数値に現れないのです。服用中の方は、PSA値を2倍にして検診する必要があります。

ザガーロは厚生労働省から認可を受けている

副作用の発現率は他の治療薬と比較すると高めになっていますが、厚生労働省から2015年に認可されて2016年には販売も始まっています。日本皮膚科学会でも推奨とされるA評価を得ています。

CQ2:デュタステリドの内服は有用か?
推奨度:A(男性型脱毛症)
推奨文:男性型脱毛症にはデュタステリド内服を行うよう強く勧める
引用:日本皮膚科学会

使用禁忌について

以下のような人は、ザガーロの服用をすることができません。

・未成年者(20歳未満)
・妊娠中、授乳中の女性
・肝機能に障害がある人
・献血を行う予定がある人など

とくに気を付けたいのが、女性の使用です。女性は使用禁忌とされており、薄毛への効果も認められていません。また、妊娠中の女性が服用してしまうと、胎児に対しても悪影響を及ぼす危険性も。

クリニックでは決して女性に処方されるお薬ではありませんが、例えば夫が使っているAGA薬を勝手に飲むなどは、決してしないようご注意ください。

ザガーロに含まれているデュタステリドは経皮吸収される性質(触れただけで成分が体内に吸収される)があるため、子どものいる家庭では手の届かない場所に保管しておく必要があります。

プロペシア(フィナステリド)の副作用

プロペシア(フィナステリド)の副作用
AGA治療でもっとも使用頻度が高いであろうプロペシア(成分:フィナステリド)について。プロペシアは、ザガーロと同様に5αリダクターゼを抑制することで抜け毛を予防できる効果に期待できます。

抑制できるのがⅡ型のみで、Ⅰ型・Ⅱ型両方に作用するザガーロよりは効果が低いとされています。その一方で副作用の発現率はサガーロよりも低いため、まずプロペシアを使っていき、効果が薄ければサガーロに変えることを検討するクリニックが多いです。

プロペシアの副作用

  • 男性機能障害
  • 肝機能障害
  • 精神的な負荷
  • 腹痛や下痢

①男性機能障害
プロペシアの副作用でよく挙げられるのが、男性機能障害です。例えば性欲が減衰してしまったり、精液の量が普段よりも少なくなったりします。KEGGデータベースによると、男性機能障害の内訳はこのようになっています。

発生頻度 副作用
1%~5%未満 リビドー減退(性欲減退)
1%未満 勃起機能不全注、射精障害、精液量減少
頻度不明 睾丸痛、血精液症、男性不妊症・精液の質低下(精子濃度減少、無精子症、精子運動性低下、精子形態異常等
出典:https://www.kegg.jp/
男性機能障害自体の発生率は高くても5%未満となっており、ほとんどの場合で1%未満に抑えられています。そのため副作用として起こる可能性はそこまで高くありません。

それでも確率が0%ではありませんので、妊活中の男性は医師に妊活をしていることを伝え、服用するか否かを相談するようにしてください。

②肝機能障害
プロペシアに限ったことではありませんが、薬剤が分解されるのは肝臓のため他の臓器と比べて負担がかかってしまいます。そのため、肝機能障害が起こる可能性もあります。

確実に発現しないという保証はありませんので、もしプロペシアを長期間服用するのであれば定期的に血液検査をすることをおすすめします。そして、元々肝機能障害を発症している人がプロペシアを服用する場合は、医師の判断に従った用法・用量を守るようにしましょう。

③精神的な負荷
プロペシアには、男性ホルモンである「ジヒドロテストステロン」を減らすという効果に期待することができます。その一方で、ホルモンバランスが乱れる可能性も否定できません。そのため、精神が不安定になったり、うつ病に近しい精神疾患につながる可能性もあるのです。

④腹痛や下痢
プロペシアを服用したことによって、胃腸に違和感や不快感が出る可能性があります。これはプロペシアに含まれている成分が胃腸に負担を与えていることが原因とされており、場合によっては吐き気なども一緒に引き起こす可能性があります。

比較的症状は軽く、短期間で良くなるとされていますが、心配な場合はすぐに医師に相談するようにしましょう。

使用禁忌について

以下のような人は、プロペシアを服用することができません。

・未成年者(20歳未満)
・妊娠中、授乳中の女性
・肝機能に障害がある人
・献血を行う予定がある人
など

プロペシアはザガーロと同じ効果に期待ができる分、使用禁忌も同じようなものになっています。プロペシアに含まれているフィナステリドも皮膚から吸収することができますので、こちらもお子さんの手が届かない場所に保管しておきましょう。プロペシアには併用禁忌の薬は現在のところありません。

プロペシアは認可されている治療薬

プロペシアは元々アメリカFDA認可の薬品であり、日本では2005年10月にてAGA治療薬として厚生労働省が承認している治療薬です。

参考文献:厚生労働省

プロペシアという名称は薬の名前で、主成分はフィナステリドと言います。2015年には特許が切れたため多くの製薬会社がジェネリックとして提供を始めています。日本国内であれば、東和薬品や沢井製薬のような大手薬品会社が販売しています。

AGA治療薬の個人輸入は危険

AGA治療薬は、海外サイトを使って個人輸入することができますが、医薬品の個人輸入は厚生労働省でも注意喚起がされており、個人的にも推奨できません。メリット以上にデメリットの方が大きいからです。

①輸入量が限られる

基本的に医薬品を海外から個人輸入する場合、営業のための輸入でないことを証明し、厚生労働大臣の承認・許可が必要になります。ただし、一定の範囲内であれば税関の確認のみで輸入することが可能で、ミノキシジルの場合は以下のように決められています。

  • 含有量が5%以上の場合は1ヶ月分のみ
  • 含有量が5%以下の場合は2ヶ月分のみ

含有量が5%を超すと劇薬となってしまいますので、もし1ヶ月分を超える場合は別途申請が必要になるのです。1ヶ月毎に購入していては送料の負担も大きく、費用も高くなるでしょう。それに、申請も必ず通るわけではありません。

②自分以外には使えない

個人輸入は、あくまで自分が使うためだけに行うものに限られます。他の人に使うことはもちろんのこと、売ることも禁じられています。それに加えて、他の人の分も一緒に購入するという方法も法律で禁止されているので注意です。

③医薬品医療機器等法に基づいて品質確認がされていない

日本国内の正規ルートで流通している医薬品に関しては、医薬品医療機器等法に基づいて安全性や品質の確認が行われています。しかし、海外で売られている医薬品に関してはそのような確認が行われていません。

④偽物の可能性

海外サイトから輸入する場合、当然ですがすべて外国語で記載されています。そのため、輸入したは良いがまったく関係のない医薬品が送られてきたり、そもそも中身が入ってない詐欺に遭う可能性も考えられるのです。

外国語で記載があるというのはもう一つデメリットがあり、その医薬品の用法・用量をしっかりと理解できない危険性があります。もし正規の薬だったとしても、用法・用量を間違えてしまえば副作用のリスクだけ上がってしまうこともあるので注意しなくてはいけません。

⑤健康被害が出てもすぐには治療できないことも

日本には「医薬品副作用被害救済制度」と呼ばれるものがあります。これは名前の通り、医薬品を使って副作用が出た場合に救済してくれる制度です。しかし、これが適用されるには以下のような条件が定められています。

  • 日本国内にて医薬品医療機器等法を遵守して販売されている医薬品であること
  • 適正な方法で使用したのに健康被害が生じた場合

つまり、個人輸入された医薬品には適用することができません。さらに、どのような成分が原因で生じた副作用なのか分からないため、それを解明するまで治療を開始することができないのです。このように、個人輸入は非常にリスクが高いため推奨できません。

具体的に副作用が出る確率はどれくらい?

ここまでAGA治療薬の副作用について解説してきましたが、実際に副作用が発現する確率は低めとなっています。それぞれの治療薬の副作用発現率についてまとめてみました。

AGA治療薬の副作用発現率

副作用発現率 多くみられた副作用
ミノキシジル外用薬 3,072例中271例(8.82%) 皮膚症状(接触皮膚炎・瘙痒など)
ザガーロ 95/557例(17.1%)
20/120例(16.7%)
男性機能障害
肝機能障害
プロペシア 0.2mg投与群:2/137例(1.5%)
1mg投与群:9/139例(6.5%)
男性機能障害
肝機能障害
参考文献:厚生労働省
参考文献:日本皮膚科学会
参考文献:オルガノン株式会社

AGA治療で使用されるお薬の中で、もっとも副作用発現率が高いのはザガーロです。サガーロは効果が高いが副作用が強いという特徴があり、クリニックでは最初からサガーロを推奨されることはほぼありません。

まずは、副作用の発現が低いとされているプロペシア(フィナステリド)を使って様子を見ていく方針のAGAクリニックが多いと思います。ミノキシジル外用薬も副作用の発現が低いとされているだけあって、発現率8.82%、多くはかゆみなどの軽度なものでした。

AGA治療薬の副作用発現率を平均すると、個人差もありますがおおよそ5%~10%ほどといった感じでしょうか。ザガーロのみ少し高くなっていますので、効果の高さよりも副作用の少なさを重視する人はプロペシアをおすすめします。

AGA専門クリニックでの治療がおすすめ

AGA治療を個人で行うことは推奨しません。どのお薬を服用するかは、あなたの健康状態やAGAの進行状態によっても変わります。自己判断で薬を選ぶことは危険が高く、トラブルが起きても自己責任になってしまいます。

そのため、抜け毛が多くなったり薄毛が気になる人は一度クリニックにて医師に診察してもらいましょう。どのクリニックに相談したら良いか分からない人は、以下のページで詳しく解説・紹介していますので、参考にしてみてください。

》AGA治療におすすめのクリニック20選とAGA治療にかかる費用