ピルのオンライン処方が安いおすすめクリニック|効果や副作用も徹底解説

【即日処方】オンライン通販で安全なピルを買えるおすすめクリニック 健康

ピルは避妊目的だけでなく、生理不順やPMSの改善でも用いられる薬です。ピルに関してはクリニックに来院して処方してもらう以外にも、オンライン通販で購入することが可能です。

この記事では、ピルを服用するメリットと副作用、さらにオンライン通販でピルを購入できるおすすめのクリニックもご紹介していますので、生理不順やPMSを改善したいと思われてる方は是非参考にしてみてください。

ピルの種類とそれぞれの効果・目的

ピルには大きく分けて3つ種類があり、それぞれ効果や目的が異なります。

低用量ピルとは

まずは、ピルの中で最も使用率の高い低用量ピルからです。

低用量ピルの特徴

  • 避妊方法として優秀で、正しく使用することで避妊率99.7%
  • PMS(月経前症候群)の症状を緩和できる
  • 生理痛や頭痛、吐き気などの症状を緩和できる
  • ピルの中では副作用が比較的少ない
  • 1日に1回服用するだけで効果を発揮する
  • クリニックから直接処方されるものが一番安全

低用量ピルは、プロゲステロン(黄体ホルモン)とエストロゲン(卵胞ホルモン)と呼ばれる2つの女性ホルモンが含まれている薬のことです。経口避妊薬やOCと呼ばれることもあり、毎日1粒を服用することで排卵を抑制し、子宮内膜の増殖を抑えることができます。

避妊方法として非常に優秀で、その避妊率は正しく使用すれば99.7%以上、一般的な使用でも91%とされています。同じ避妊具として有名なコンドームの場合、こちらは正しく使用した場合は避妊率98%となっていますが、一般的な使用方法だと82%まで避妊率は下がってしまうのです。

それに加えて、PMSの改善や生理痛・生理中のイライラ感を抑える効果もあります。低用量ピルは、体内にある女性ホルモンの量をコントロールできるため、生理に関する症状や悩みを解決することができるのです。そのため、生活全般を楽にするために使用する人も多くいます。

低用量ピルは副作用も小さいと言われており、医師の指示に従って正しく使用すればほとんど副作用が出ないことが多いです。服用を始めたばかりの頃は不正性器出血や頭痛などの症状が出ることもありますが、2~3ヶ月ほどでこのような症状は落ち着きます。

服用方法も非常に簡単で、毎日1回だけ自分で決めた時間にピルを服用すれば完了です。服用する時間帯は自由ですが、とにかく飲み忘れないことが重要です。そのため、休薬期間でも偽薬を飲んで「飲み続ける」ということを習慣付けましょう。


低用量ピルには複数の種類があり、使用目的や自分の体調に合ったものを選ぶ必要があります。それぞれ特徴がありますので、代表的なものを簡単に紹介しましょう。

マーベロン
マーベロンに含まれているのは「デソゲストレル・エチニルエストラジオール」と呼ばれる女性ホルモンです。一相性と呼ばれるピルで、1種類の薬を飲み続けることになります。肌環境やニキビの改善にも効果があります。

ファボワール
マーベロンのジェネリック薬です。価格は安くなっていますが、配合されている成分や特徴に関してはマーベロンとまったく同じです。

トリキュラー
トリキュラーに含まれているのは「レボノルゲストレル・エチニルエストラジオール」と呼ばれる女性ホルモンで、世界で最も服用されているオーソドックスな低用量ピルです。三相性と呼ばれるピルで、女性ホルモンの配合されている量が異なる3種類のピルを飲むことになります。これにより、自然なホルモンバランスに近付くことが可能です。

ラベルフィーユ
トリキュラーのジェネリック薬です。価格は安くなっていますが、配合されている成分や特徴に関してはトリキュラーとまったく同じです。

中低量ピルとは

次に、中用量ピルです。

中用量ピルの特徴

  • 配合されている女性ホルモンは低用量ピルと同じ
  • 低用量ピルとの違いはエストロゲンの配合量が多い
  • 主に月経移動として使用される
  • 避妊効果は服用し始めてから1週間ほどかかる
  • 緊急時の避妊薬としても使うことができる
  • 副作用は低用量ピルよりも大きいため自分に合った方を使用する

中用量ピルに含まれている女性ホルモンは、低用量ピルと同じでプロゲステロンとエストロゲンの2種類です。低用量ピルとの違いは、エストロゲンの配合量が中用量ピルの方が多くなっています。そのため、避妊目的よりも月経移動を目的とした使用が多いです。

ハワイに行くタイミングで生理が来そうだからズラしたい…といった感じで、旅行と生理日を調整することを目的とされる方が多いのではないでしょうか。

避妊効果も当然ありますが、避妊効果が出てくるのは服用し始めてから1週間ほどとなっています。そのため、服用し始めてから1週間の間はコンドームの使用など違う避妊方法を実施、もしくは性行為自体を避ける必要があります。

正しく服用することで、低用量ピルと同じようにほぼ100%に近い確率で避妊することが可能です。飲み忘れなどがあると避妊率が低くなるので、そこは注意しなくてはいけません。また、緊急時の避妊薬としても中用量ピルが処方されることもあります。性行為後24時間以内で服用すれば77%の確率で避妊できます。

その一方で、中用量ピルはエストロゲンの配合量が多くなっているため低用量ピルに比べると副作用が大きくなっています。出てくる症状自体は低用量ピルとほとんど変わりませんが、症状の大きさに関しては中用量ピルの方が大きいです。

以上のことから、避妊や月経時のトラブル改善のみを目的とするのであれば低用量ピルを使用するのが一般的です。中用量ピルは、主に月経移動や緊急時の避妊薬として使用しますので、まずは医師に診療してもらい判断してもらうと良いでしょう。

アフターピルとは

最後に、アフターピルについてです。

アフターピルの特徴

  • 避妊が失敗した後などに服用するピル
  • 避妊率は低用量ピルなどを比較すると少し低め
  • 避妊失敗後はできるだけ早く服用することで高い効果が期待できる
  • オンライン診療でも購入することが可能
  • 海外から輸入することもできるが、推奨はしない
  • 今後薬局などで市販のアフターピルを購入できる可能性もある

アフターピルの主成分はプロゲステロン(黄体ホルモン)となっています。服用することで排卵を一時的に抑制することができたり、子宮内膜の状態を変えることで避妊効果があるとされています。コンドームなどの避妊具の破損時や、性犯罪に遭った際の緊急時に使用されることが多いです。

アフターピルは低用量ピルなどと比べると、妊娠する確率が少し高くなっています。その大きな理由としては、性行為してから服用するため性行為から経過時間が長くなりやすいからです。それに加えて、アフターピルの種類や肥満度によっても異なります。

避妊が失敗した後は、できるだけ早くアフターピルを服用することが大事です。目安としては、ノルレボであれば72時間以内、ella Oneであれば120時間以内に服用することが推奨されています。ella Oneを120時間以内に服用した場合の避妊率は97%以上とされています。

アフターピルはオンライン診療で購入することができます。病院に行くのが手間、時期的に外に出るのが怖い、緊急ですぐにでも診療を受けたい人でも気軽にアフターピルを購入できる環境になっています。即日発送しているクリニックも多いため緊急時でも安心です。

現在は医師の診断なしで薬局等で購入することはできませんが、2019年にはオンライン診療でアフターピルを購入できるようになったのと同じように、アフターピルを市販で購入できるような取組も行われています。そのため、今後は市販でアフターピルを購入できるようになる可能性もあります。(参照:厚生労働省

ピルをオンライン通販で買えるおすすめクリニック

ピルの料金が安いのは当然として、土日祝でも診察を行っていたり、スピーディーにピルを処方してもらえるおすすめのクリニックを4つ厳選してご紹介します。

クリニックフォア

料金 予約料・診察料:1,650円
配送料:550円
薬代(平均):2,783円~3,278円
アフターピル:9,240円~17,600円
オンライン診療 9:00~20:00
土日祝受付OK
お薬の発送 最短当日発送・翌日到着
取り扱いピル 低用量ピル:8種類
中用量ピル:2種類
アフターピル:2種類

おすすめポイント

  • 診療実績がグループで490,000件以上と高い安心感がある
  • 全体的に料金が安くコスパに優れている
  • ピルは日本製の国内承認薬
  • 取り扱いしているピルの数が国内最多レベル
  • 電話かビデオチャットで診察できるため家でも大丈夫
  • 最短は当日発送、地域によっては翌日には到着するスピード感
  • プライバシーに配慮しているため中身がピルだとは分からない

クリニックフォアグループは、これまでに490,000件以上の診療実績があり、多くの患者さんからそれだけ高い評価を受けていますので、初めてピルをオンラインで購入する方でも安心・分かりやすく進められます。

ピルの取扱い数は12種類と国内最多レベルであり、その人の症状・要望・健康状態に合ったピルを選ぶことが可能です。すべて医薬品副作用被害救済制度対象の日本製の国内承認薬という点も高い安心感があります。

オンライン診療も電話でするのか、それとも顔を見ながら話すビデオチャットにするか選ぶことができます。相手医師の顔を見ながら話したいという人は、ビデオチャットを選ぶと良いでしょう。ただし、ネット環境がないと難しいためそこは注意が必要です。

時間帯によっては、診療したその日の内に配送してくれることもあります。僻地でなければ翌日に届くことも可能です。プライバシー保護にも力を入れており、クリニックからの荷物だと分かりませんし、中身がバレることもありません。
クリニックフォアは、オンライン通販でピルを買うなら一番におすすめしたいクリニックです。

クリニックフォア公式サイトへ

Pills U

料金 初診診察料:1,650円
更新時診察料:無料(単品購入時:1,650円)
配送料:無料(単品購入時:550円)
薬代(1ヶ月あたり):2,822円~
オンライン診療 24時間予約対応(土日祝受付OK)
お薬の発送 最短当日発送・翌日到着
取り扱いピル 低用量ピル:7種類
中用量ピル:0種類
アフターピル:0種類

おすすめポイント

  • オンライン診療は24時間対応しているため緊急時でも安心
  • 定期便を利用することで、通常の10%オフでピルを購入できる
  • 会員登録やアプリを取らずともオンライン診療を受けれるので楽
  • 送料無料で最短翌日には商品が届く
  • お届け時の品名は「化粧品」のため中身がバレる心配はない
  • 無料でアフターフォローを受けれるため初めての人でも安心

Pills Uは、24時間診療を行っているため、平日や夜にしか時間を取れない社会人の人でも安心してスケジュール管理を行えます。何かトラブルや緊急事態になったとしても、すぐに対応してくれるのは高い安心感があります。

薬代は1ヶ月あたり2,822円~となっていますが、定期便で利用することで通常の10%オフの料金でピルを使用することが可能です。低用量ピルは7種も取り扱いがあるため、希望に沿ったお薬を見つけやすいです。

診察時にはとくにアプリをダウンロードしたり、会員登録する必要もないため事前に用意するものはありません。診察後は最短当日には送付してくれるため、近い地域であれば翌日にはピルが届きます。

配送時の品名は「化粧品」となっていますので、第三者が受け取ったとしても中身がピルだということは分かりません。配送は3ヶ月に1回ですが、送料も無料のため追加で費用がかかることはありません。

診察後、服用中などのアフターフォローもしっかりとしています。定期便更新時に診察を受けるのですが、その際の診察料は無料となっています。続ければ続けるほどお得ですし、何か不安なことがあれば積極的に相談していきましょう。

Pills U 公式サイトへ

ケイ・レディースクリニック

料金 診察料:1,000円
送料および手数料:660円
追加処方:660円
薬代:3,300円~
オンライン診療 11:00~12:30
14:30~18:30(日曜・祝日のみ17:30)
年中無休
お薬の発送 最短当日発送
取り扱いピル 低用量ピル:2種類
中用量ピル:0種類
アフターピル:0種類

おすすめポイント

  • 低用量ピル処方数15年連続日本一という高い実績がある
  • 土日祝日も対応しているため社会人でも受けやすい
  • 診察で低用量ピルの使い方や効果などを効けるため初めての人でも安心
  • 診察料は1,000円、薬代は3,300円~とコスパが良い
  • 支払方法にコンビニ払いもあるため、便利
  • 郵便局留めを利用できるため家族などが受け取る心配がない

ケイ・レディースクリニックは、これまでに低用量ピル処方数15年連続日本一というという実績を残しています。低用量ピルというものが一般化した現代においても、変わらず日本一を維持しているというのはそれだけ高い安心感と信頼感があるということです。

診察料は1,000円と他クリニックと比較すると安めに設定されています。薬代は3,300円と相場よりほんの少し高いくらいですが、オンライン診療で提供しているピルは2種類のみのため迷わないのは大きなメリットです。

支払方法はクレジットカードの他に、コンビニでの決済にも対応しています。セブンイレブンやファミリーマート、ローソンなどの全国展開しているコンビニで支払うことができますので、クレジットカードを持ってない人でも安心です。

発送時の送り主には「ケイレディースクリニック新宿」と記載がありますが、郵便局留めを利用することができます。10日間は保管されますので、自分の都合の良い日に取りに行きましょう。もちろん、第三者が受け取ることはありません。

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MY PILL ONLINE CLINIC

料金 初診:1,650円
再診:550円
薬代:2,690円~
送料:550円
オンライン診療 24時間365日受付可能(年中無休)
お薬の発送 最短即日発送、翌日到着
取り扱いピル 低用量ピル:5種類
生理移動ピル:1種類
アフターピル:4種類

おすすめポイント

  • 24時間365日対応しているため社会人でもスケジュール管理がしやすい
  • 電話対応をしてくれるのは、産婦人科の専門医なので安心
  • 1日あたり93円~と国内最安クラスで服用できる
  • 「はじめて割」や「学割」などお得なキャンペーンがある
  • 最大で6ヶ月分を処方してくれる
  • 自宅で定期検診や子宮がんの検診を受けることができる
  • 薬は即日発送されるため緊急時でも安心

MY PILL ONLINE CLINICは、24時間365日対応しているクリニックです。オンライン診療時の電話対応をしてくれるのは産婦人科の専門医のため、ピル以外のことでも気になる事があれば気軽に相談することができるでしょう。

ピルの価格は国内最安クラスで安く、1日あたり93円~で利用することができます。経済的に厳しい人でも無理なく始めることができますし、すべて国内生産の正規品のため高い安心感もあります。最大6ヶ月分処方してくれるため、飲み忘れの予防も可能です。

特別なキャンペーンとして、はじめて使う人限定で1シートが50%オフになる「はじめて割」や、1シート50%オフだけでなく送料も無料になる「学割」などがあります。もし適用条件に当てはまるのであれば、ぜひ利用してみましょう。

診療自体は自宅で受けられますし、定期検診も行っているため何か変わったことや不安なことがあればすぐに対応してくれます。避妊や月経困難症以外にも、子宮がんなどの重たい病気に関しても検診を行っているため気になる人は相談してみることをおすすめします。

診療が終われば、薬を即日配送してくれます。地域にもよりますが、近いところであれば翌日には届くことでしょう。プライバシーに関してもしっかりとしており、中身がピルであることは分からないようになっていますし、受け取りを自宅以外に指定することも可能です。

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オンラインピルを購入する際の注意点

初めてネット通販でピルを購入される方は、診療方法やクリニックの選び方に不安を感じておられる方も多いでしょう。実際にオンラインピルを購入する際にどのような点に注意すべきなのか、分かりやすく解説していきます。

できれば定期便があるクリニックを選ぶ

オンラインでピルを購入する場合、定期便を行っているクリニックを選ぶのがおすすめです。定期便の内容に関しては各クリニックで異なりますが、以下のようなメリットがあります。

購入し忘れを防ぐことができる

ピルは基本的に1日1回服用し、長期間飲み続けることが多いです。1ヵ月おきに購入するパターンだと購入し忘れて、ピルを飲まない期間が出てしまう可能性があります。きっちりと決まった日時に服用することが推奨される飲み方のため、できれば定期便にしましょう。

定期的に診察を受けることができる

クリニックによっては、定期便で契約していると再診料が無料になることがあります。オンライン診療自体そこまで高いものではありませんが、それでも無料になるため負担は小さいです。現在のピルが合っているのかも相談しながら進められるためおすすめです。

ピル代が安くなる

最も大きいメリットとしては、定期便だとピルの価格が安くなるという点です。割引額はクリニックによって異なりますが、単品購入よりも半額近い料金で購入することができます。長期的に使用するのであれば、確実に定期便を選んだ方がお得です。

それに加えて、定期便であれば送料が無料になるところもあります。1回500円だとしても、1年使えば6,000円もの負担になってしまいます。キャンペーンなどが適用されるのも定期便契約者のみというパターンが多いため、安さを求めるなら定期便がおすすめです。

土日祝や遅い時間でも対応してくれるクリニックを選ぶ

社会人だと、平日に診療に行くことが難しい場合が多いです。そのため、できるだけ土日祝日、もしくは平日でも遅い時間まで対応してくれるクリニックを選びましょう。オンライン診療であれば、24時間365日受付をしてくれるクリニックもあります。

また、ピルの服用中に気分が悪くなったりした場合にも土日祝日に対応してくれるのであれば安心して服用を始められます。オンライン診療自体も15分ほどで終わりますので、土日祝日のどっか空いた時間に受けられるためおすすめです。

個人輸入サイトやSNS・フリマアプリなどからは購入しない

ピルの入手方法として、病院やクリニックから処方されたものではなく個人が輸入したものを購入できるサイトがあります。とくに海外から輸入されたものは危険であり、日本では認可されていないものも存在しているのです。

商品の説明文などに「正規の方法にて処方されたアフターピル」と記載している場合もありますが、それが本当なのかは分かりません。料金が安かったり、緊急時になると購入してしまいそうになりますが、正規の病院やクリニックの診療を受けて処方を受けましょう。

それと同様に、SNSやフリマアプリなどでも「アフターピルを譲ります!」という書き込みが見られることもありますが、こちらも危険です。そもそもアフターピルが届くのかすら危ういですし、最悪の場合個人情報だけ抜かれて犯罪に使われる危険性もあります。

ピルを服用するメリットと副作用

オンライン処方されたピルの画像
ピルを服用することによってどのようなメリットがあるのか、そして服用することでどのような副作用があるのかを解説していきます。

①:避妊することができる

ピルのイメージとして強いのが、「避妊できる」というものでしょう。低用量ピルの場合は、継続的に服用することで卵胞刺激ホルモンと呼ばれる物質の分泌が抑えられます。そのため排卵が起こらず、妊娠を予防することができるのです。

一方のアフターピルの場合は、排卵を遅らせるだけでなく子宮内膜の性質を変化させることで着床の阻止に期待ができます。そのため、性犯罪に巻き込まれたり、コンドームなどの避妊具が破損した際に使用することが多いです。緊急的に妊娠を阻止することが目的のため、性行為72時間以内での服用が必要になります。

②:生理が安定する

生理とは、増殖・成熟した子宮内膜が剥がれ落ち、それが血液と一緒に排出される現象のことを指します。低用量ピルを服用すれば、子宮内膜の増殖を抑えることができるため出血量も少ないです。

低用量ピルは月経周期を安定化させる効果もあるため生理痛や月経過多、排卵痛などの改善にも期待できます。

③:PMSの改善


PMSとは、月経が始まる3~10程前から引き起こす病気の総称です。主な症状としては、以下のようなものがあります。

  • 頭痛
  • 吐き気
  • 眩暈(めまい)
  • むくみ
  • 体全体の倦怠感
  • 極度なイライラ感など…

症状は人によって異なりますが、身体的にも精神的にも不快症状が表れます。女性の90%近くがこれまでにPMSを経験しているとされており、抑えたくても自分では改善できない病気です。症状が重い人だと日常生活も難しいですし、月経が近付くだけで精神的に疲れてしまいます。

PMSの原因は、プロゲステロンとエストロゲンと呼ばれる物質の分泌バランスが大きく変化することで起こると言われていますが、低用量ピルを服用すれば女性ホルモンの変動を調整してくれるため、PMSを全般的に改善する効果が期待できます。

④:肌荒れやニキビなどの予防

上記にも登場したプロゲステロンとエストロゲンは女性ホルモンです。プロゲステロンは皮脂を分泌したり、水分を貯留することを促します。一方のエストロゲンは、髪の毛や肌を美しく保つために必要な女性ホルモンです。

しかし、排卵から月経にあたる黄金期では、プロゲステロンの分泌量が一気に増えます。それが結果的に肌荒れやニキビの原因に繋がってしまうのですが、低用量ピルを服用することで、プロゲステロンの分泌量を抑えることができます。

⑤:婦人科系の病気リスクを低下させられる

低用量ピルを服用することで、卵巣がんや子宮体がんなどのリスクを下げることができます。卵巣がんの原因は排卵が起こった際のダメージの蓄積、子宮体がんの原因はエストロゲンが過剰に分泌することだと言われています。

つまり、排卵が行わなければ卵巣がんになるリスクが、エストロゲンの分泌が通常通りであれば子宮体がんになるリスクを抑えられるのです。とくに子宮体がんは、低用量ピルを3年使えば50%、10年使えば80%という確率でリスクを低下させれると報告がされています。

知っておきたいピルの副作用について

日本産婦人科医会のガイドラインによると、低用量ピルは安全性が高く副作用が出ることは稀としつつも、ピルを服用することで起こりうる副作用は以下のように明記しています。

  • 頭痛
  • 嘔吐、吐き気(悪心)
  • 不正性器出血
  • 気持ちが安定しない
  • 乳房が張る…など

副作用を自覚しやすいのは、ピルに含まれるエストロゲンの含有量が多い場合です。エストロゲンの含有量の目安は、低用量ピルであれば1錠あたり30~40μg、超低用量ピルであれば1錠あたりに20μgと言われています。

このような副作用は、ピルを飲み始めた初期の頃に出やすくなっています。1~2ヶ月ほどで副作用がなくなっていくとされていますが、ピルの種類を変えて和らげることもできるため、処方してもらった医師に相談するようにしてください。

血栓症というリスクについて

上記の症状はピルの飲み始めに出やすく、飲み続けることで改善が期待できます。しかし、血栓症と呼ばれる病気はピルの副作用の中でも気を付けなければいけません。血栓症になってしまうと、臓器障害など大きな病気に繋がってしまいます。

そんな血栓症は、血管内で血のかたまりである血栓ができ、それが毛細血管などに詰まることで血流を阻害してしまうことで発生します。ピルを服用している女性の場合、10,000人に3~9人の割合で血栓症になるとされているのです。

ピルを服用していない女性の場合、10,000人に1~5人となっているため約2倍~3倍ほど高くなっていることが分かります。ただ、妊娠中や分娩後の場合はピル服用者以上に血栓症のリスクが高くなるため、あくまで飲んでいない人と比較した場合の話です。

血栓症のリスクは高まるものの、得られるメリットが大きいのもピルの特徴です。もし生活環境が乱れている人や、肥満症・喫煙習慣があるなど血栓症のリスクがある人がピルを服用する場合は、まず医師に相談して服用しても大丈夫か確認する必要があります。

よく勘違いされやすいのが、ピルを服用することの副作用で体重が増えるというものです。コクラン・レビューによると、体重増加との因果関係は立証されませんでした。そのため、ピルの服用が直接的な影響を与えることもありませんし、体重が増加するという医学的根拠は何もありません。

オンライン診療の流れ

オンライン診療からピルが実際に家に届くまでの流れを見ていきましょう。実際の流れは各クリニックによって異なりますので、これはあくまで基本的な流れとなります。

①公式サイトからWEB予約する

各クリニックの公式サイトからオンライン診療の予約しましょう。24時間予約を受付しているクリニックがおすすめです。このときに登録するのは氏名や連絡先など簡単なものです。

※クリニックによってはZOOMアプリをダウンロードしなければいけないこともあります。

②問診表の記入

どのような症状があるのか、どのような理由でピルを使用したいのか、持病があるのかなど様々な問いに答え、何か不安なことや質問があれば書いておくと診療時にスムーズです。

③予約当日に診察を受ける

予約した日になれば、指定された時間に指定された方法で診察を受けましょう。多くのクリニックでは医師から直接電話、またはビデオ電話がかかってくるため、指定時間にスマホを手に待っているだけで大丈夫です。

④決済を行う

医師との相談でピルの種類も決まり、診察が終われば診察代の決済を行います。クレジットカードや電子マネー決済サービスであれば即日決済できますが、銀行による支払いの場合は確認まで時間がかかることがあります。入金確認後に薬を送付するため、クレジットカードでの支払いがおすすめです。

⑤薬が家に届く

最短当日発送してくれるクリニックであれば、翌日に届く可能性があります。基本的には中身がピルだということが分からないように工夫されており、送り主の欄にも希望しない限りクリニック名などを書くことはありません。

クリニックによっては、郵便局留めやクロネコヤマトなどの支所に止めることも可能です。その場合は、本人が取りに行くため家族が受け取って勝手に荷物を開けるようなことも無くなります。ぜひ利用してみましょう。

ピルに関するよくある質問

最後に、ピルに関してよくある質問をQ&Aという形で紹介していきます。

Q.保険は適用される?

病院で診察して処方されるピルであれば保険が適用されると思われがちです。しかし、実際は保険が適用されるパターンと適用されないパターンがあります。ここで重要になってくるのが、「何のためにピルを服用するのか」という点です。

低用量ピルで保険が適用されるのは、以下の病気を治療するために処方される場合に限ります。

  • 子宮内膜症
  • 月経困難症

月経困難症とは、月経が始まると同時に出てくる様々な症状のことを指します。下腹部痛や腰痛だけでなく、頭痛や嘔吐、貧血、悪心、食欲不振なども含まれます、月経と同時に発生すること、月経が終了すると徐々に軽くなったり消えたりするのが特徴です。

このように何かしら体に異変が起こり、それを治療するために利用する低用量ピルであれば保険を適用させることができます。避妊するために使用する場合は保険を適用させることはできません。もし避妊目的の場合は、自由診療という扱いになり10割負担になります。

因みに、これはピル代だけでなく診療費や検査費も10割負担なので注意しましょう。まずは、産婦人科などに赴き、自分が子宮内膜症もしくは月経困難症なのか診察してもらいます。MRIやCTIを使った診察の結果、上記の病気であることが判明すれば診断書を作成し、それを保健所に提出しましょう。

Q.ピルを長年飲んでいても将来妊娠できる?

結論から言うと、ピルを長年飲んでいたとしても妊娠することはできます。もちろんピルを服用している間は妊娠の確率は極めて低いですが、服用をやめると9割以上の人が3ヶ月以内に排卵が回復すると言われています。その状態であれば、通常通り妊娠することが可能です。

ピルを長年服用してきたからといって、妊娠がしやすくなる・しにくくななるや不妊の原因にならないことも分かっています。そのため、将来的には妊娠することを望んでいる人でも安心してピルを使うことが可能です。

同じ避妊具であるコンドームは妊娠したいと思った時に外せばすぐに妊娠できる状態にできますが、避妊という観点で考えれば不安を感じます。一方でピルは避妊率も高く、少し時間はかかるものの妊娠できる状態にも戻りやすいためおすすめです。

Q.ほかの薬と一緒に飲んでも大丈夫?

結論から言うと、「飲んでも大丈夫な薬」と「ピルの効果が上下する薬」と「絶対に飲んではいけない薬」の3パターンに分けられます。

飲んでも大丈夫な薬

まず、ピルと一緒に飲んでも大丈夫な薬は市販で売られている薬です。例えば、市販されている風邪薬や頭痛薬、皮膚に塗るタイプの塗り薬などです。これらであれば、基本的にピルと一緒に飲んでも問題ないとされています。

一緒に飲むことでピルの効果が変わる薬

以下の薬と併用してしまうと、ピルの効果が弱まってしまい避妊効果などに期待ができなくなってしまう可能性があるため注意が必要です。

・ペニシリン系、テトラサイクリン系の抗生物質
・バルビツール酸、ヒダントイン系の抗てんかん薬
・モダフィニルなどの精神刺激薬
・リファンピシン、リファブチンなどの抗結核薬
・プリミドンなどの睡眠薬、鎮痛薬
など…

ピルの効果を強める薬

上記とは逆に、一緒に飲むことでピルの効果を高めてしまう薬もあります。例えば、アセトアミノフェンを主成分とする解熱剤や、胃潰瘍の薬などは強くなる危険性があります。アセトアミノフェンは市販の薬にも配合されていることもあるため、もし服用する場合は医師や薬剤師に相談してみましょう。

ピルによって他の薬の効果が変わる

上記は他の薬によってピルの効果が増減しましたが、ピルによって他の薬の効果が増減することがあります。例えば、インスリン製剤や血圧降下剤、血糖降下剤などはピルによって効果が弱まってしまう可能性があります。使用する際には、担当の医師に相談しましょう。

逆に、副腎皮質ホルモン薬(ステロイド)や気管支拡張剤などはピルによって効果が高まってしまう可能性があるのです。「効果が高まる=良い」というわけではありませんので、使用する際には必ず医師の診察をもとに服用を始めましょう。

絶対に一緒に飲んではいけない薬

C型肝炎の薬「ヴィキラックス配合錠」は、ピルとの飲み合わせが禁忌とされています。ヴィキラックス配合錠を服用する場合、服用をやめてから2週間が経過しないとピルを飲むことは不可能です。その他にも、子宮体がんや乳がんの治療に使用する血栓症を防ぐ薬も一緒に飲んではいけません。

もしピルを服用している期間に、どうしても上記の薬を飲みたい場合は必ず担当の医師に報告と相談をするようにしましょう。知らずに飲み合わすのも怖いですが、1回だけなら大丈夫だろうという気持ちが最も怖いです。

必ず医師に確認を

ここまでピルと飲み合わせしてはいけない薬に関して書いてきましたが、どんな薬を一緒に飲むにしても必ず事前に担当の医師に報告と相談をしましょう。市販されている薬であれば基本的に大丈夫と言われていますが、それでも確実に安全というわけではありません。

現在自分がピルを服用していること、どんな症状が出ているのか、それを予防するために服用したい薬は何なのかなど詳しく報告します。来院して直接相談するのが確実ですが、時間がない人はオンライン診療でも大丈夫です。

Q.ピルを服用中にお酒を飲んでも大丈夫?

ピルを服用中にお酒を飲むこと自体はそこまで問題ありません。お酒がピルに直接影響することがないからです。ただし、お酒の量が多いと以下のようなことが起こりえます。

①ピルが体外へ排出されてしまう
お酒を飲み過ぎることで、嘔吐してしまう場合があります。ピルの服用から2時間以内に、嘔吐や下痢によって成分が体外へ排出されてしまうとピルの効果を得ることができません。再度ピルを服用する必要が出てきます。

②血栓症のリスクが増える
お酒には利尿作用を強くする効果があるため、血液中の水分が徐々に減っていきます。そのため、血液のかたまりができやすくなって血栓症のリスクが高くなってしまうのです。少しの飲酒なら大丈夫ですが、健康面全般を考えても飲みすぎには注意しましょう。

Q.未成年でも飲んで大丈夫?

ピル自体は、未成年であっても飲むことはできます。結論から言ってしまうと、10歳前後の思春期からでも飲むことは可能です。ピルは避妊のためだけでなく、月経困難症の治療にも使えるため生理が始まった時点で使うことができます。

とくに月経困難症の治療は早期に始めることで、後々の不妊症や子宮内膜症などの病気を防ぐことにも繋がるのです。そのため、生理がきて少しでも違和感を覚えたり、頭痛や吐き気などの症状が出ている場合は病院やクリニックに相談してみましょう。

もちろん、避妊という面においても重要です。とくに高校生や大学生などの若年層の性行為が増加しており、コンドームなどの避妊をせずに妊娠してしまうことがあります。仮にコンドームをしていたとしても、正しい使い方をしていなければ避妊率は下がってしまいます。

そういった不安を払拭するために、低用量ピルを予め服用しておくというのは効果的であり欧米では一般化しているほどです。今後は日本でも薬局などでピルが市販される可能性もあり、購入の敷居は低くなる可能性があります。

Q.未成年でもピルは購入できる?

上記で書いていますが、現在日本ではピルの市販はされていません。そのため、ピルを処方してもらうためには病院やクリニックにお願いすることになります。その際、様々な事情から親にバレたくない人もいるでしょう。

結論から言うと、未成年でもピルを購入することはできます。ただし、それもクリニックの判断によるためどこでも確実に購入できるわけではありません。これは、事前にクリニックの方に連絡して確認してみると良いでしょう。

では、仮に購入できたとして親にバレるかどうかですが、基本的にバレることはありません。その理由としては、避妊を目的としたピルの購入では保険を適用できないからです。そのため、親に受診の記録が通知されることもありません。

ただし、事件性がある場合やピルの利用目的によっては保護者の許可が必要な場合もあります。どうしたら良いのか分からない人は、クリニックや妊娠に関する専門機関に連絡してアドバイスやサポートをしてもらうと良いでしょう。

Q.逆に何歳までなら飲んでも大丈夫?

これも「〇〇歳になったら絶対に飲まないように!」といった定義はありません。欧米であれば、高血圧や喫煙などによる血栓のリスクを上昇させる既往症がない場合は55歳まで服用可能としています。国際的なガイドラインには、年齢による禁忌的な避妊方法はありません。

しかし、日本においては少し考え方が違います。日本産婦人科学会では、「一般に心筋梗塞等の心血管系障害が発生しやすくなる年代であるため、これを助長するおそれがある」?とし、40歳以上の女性に対する処方は慎重に行うようにとガイドラインが作られています。

そういった背景があるため、日本では40歳以上の女性に低用量ピルを処方しない方針を取っている病院やクリニックがあります。血栓症のリスクが高まるため仕方ないことですが、もし避妊を目的としてピルを使用する場合はプロゲステロンのみで作られている「ミニピル」がおすすめです。

まとめ

今回の記事をまとめると以下のようになります。

  • ピルは避妊や生理時のトラブル改善のために使われる薬
  • ピルには低用量ピル、中用量ピル、アフターピルなど種類がある
  • 副作用はあるが、時間経過と共に副作用を感じなくなる
  • オンライン診療でピルを受け取れるサービスがあって便利
  • ピルの服用には多くの注意点があるため医師の判断を必ず守ること

ピルは避妊目的だけでなく、月経困難症の改善にも活用することができます。まずは、ピルの基礎知識を身に着け、間違った知識を変えることから始めましょう。そして、ピルを購入する際には必ず病院やクリニックで直接処方されたものを使用するようにします。

副作用があるという心配も、継続的に服用すれば2ヶ月を過ぎたあたりから症状は軽くなります。オンライン診療も年中無休で対応してくれるクリニックが多いため、直接来院するより敷居は低いです。後は、担当の医師の指示に従って正しい服用を心掛けましょう。

この記事は、日本産科婦人科学会ガイドラインを参考に執筆しています。

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