健康診断をきっかけに、健康に対する意識を強める方はとても多いです。
健康のために青汁を飲み始めたいけど、青汁の種類が多くてどれがいいか分からない…という方向けに、飲みやすくて人気のおすすめ青汁をピックアップしました。
また、青汁の効果についても分かりやすくまとめていますので、ぜひ参考にしてください。
青汁の効果は?根拠に基づいて解説
青汁といえば「まずい」「苦い」「でも健康に良さそう」といったイメージを持つ方がほとんどだと思いますが、具体的な効果についてはあまり周知されていません。青汁にはどんな効果があるのか、わかりやすく順を追って解説していきます。
青汁に含まれる栄養素
青汁とは、大麦若葉やケール、明日葉など緑黄色野菜を細断して汁を絞って出来た製品のことで、青汁という名の野菜がある訳ではありません。なにを主原料として青汁を作るかで栄養素は変わってきますが、主原料ごとの栄養素は以下の通りです。
主原料 | 主な栄養素 | 特徴 |
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大麦若葉 | 食物繊維 ビタミンC ビタミンE |
苦みが少なくて飲みやすい 栄養素のバランスが良い |
ケール | 各種ビタミン ミネラル カルシウム 食物繊維 葉酸 |
やや苦みや青臭さがある 野菜の王様と言われ、栄養成分が多い |
明日葉 | 食物繊維 βカロテン 各種ビタミン |
セリ科の野菜で飲みやすい 実はケールより栄養価が高い 原料としては価格が高い |
桑の葉 | DNJ 食物繊維 ミネラル カルシウム |
桑茶として飲まれている ほのかな甘みがある |
青汁の製品によっては、複数の緑黄色野菜を組み合わせて、より高い栄養素にしている商品もあります。とくに明日葉は高価な野菜ですので、注目したい主原料です。
青汁にはどんな効果があるの?
青汁として売られている製品には、保健機能食品(特定保健用食品・栄養機能食品・機能性表示食品)と栄養補助食品の2種類があります。そのうち、科学的な根拠や有効性のあるものは保健機能食品のタイプだけです。
保健機能食品には栄養機能食品、特定保健用食品、機能性表示食品の3種類があります。国が定めた安全性や有効性に関する基準などに従って食品の機能が表示されている食品です。
引用:栄養機能食品について/消費者庁
青汁の中でも、栄養補助食品として売られているものは効果効能を謳うことを許されていません。青汁であればどの商品でも科学的な根拠がある訳ではないとお伝えした上で、特定保健用食品(通称トクホ)で販売されている青汁の機能表示をまとめました。
- お腹の調子を整える
- コレステロールが高めの方に適する
- 食後の血糖値の上昇を緩やかにする
- 血圧が高めの方に適する

ダイエットにいいという効果は?
青汁はダイエットに効果があるとか、アンチエイジングや美肌効果が期待できるといった文言を目にすることもあるかと思いますが、科学的な根拠は一切ありません。
科学的な根拠に基づいて表示されているのは、前途の4項目だけです。
ただし、ダイエット中に失われがちな栄養素を青汁で補うという面では、活用したいです。食事に制限をつけたダイエットだと毎日に必要な栄養素が少なくなりがちです。青汁には食物繊維が多く含まれているため、ダイエットの補助としては、優れた製品と言えるでしょう。
飲みやすくてコスパのいいおすすめの青汁15選
青汁はたくさんの商品がありますが、飲みやすいと口コミで評価が高いもので、コスパにも優れたおすすめの青汁を15選ピックアップしました。
ドラッグストアやデパートでも買える青汁を含めていますが、基本的にオンラインストアで購入した方が割引が効いてお得になるケースが多いため、公式オンラインストアからネット注文するのがおすすめです。
大正製薬 ヘルスマネージ 大麦若葉青汁<キトサン>
価格 | 定期初回限定:980円(30袋) 2回目以降:3,694円 |
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1杯あたり | 123円 |
主原料 | 大麦若葉 |
保険機能食品表示 | 特定保健用食品(トクホ) |
ヘルスマネージ 大麦若葉青汁<キトサン>は大麦若葉を使った青汁で、消費者庁が認可したトクホの商品です。配合されているキトサンは、コレステロールの吸収を抑える働きがあり、悪玉コレステロールの数値を対策したい方にはとくにおすすめ。
主原料で使われている大麦若葉は味にクセが少なく、サラッとした飲み口が特徴。1杯あたりのコスパはやや高い青汁ですが、品質にもこだわりたい方にはピッタリではないでしょうか。
今なら定期初回限定で30袋980円とお得に始めることができます。しかも送料無料となっているため、「美味しかったら続けてみたい」「どんな味か気になる」という方は是非今のタイミングで試してみてください。
大正製薬 ヘルスマネージ大麦若葉青汁<難消化性デキストリン>
価格 | 定期初回限定:980円(30袋) 2回目以降:3,694円 |
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1杯あたり | 123円 |
主原料 | 大麦若葉 |
保険機能食品表示 | 特定保健用食品(トクホ) |
ヘルスマネージ大麦若葉青汁<難消化性デキストリン>は、トクホとして消費者庁から許可されている青汁で、含まれている難消化性デキストリンという成分は、食後の糖の吸収を緩やかにする働きがあります。食後の血糖値が気になる方には、とくにおすすめ。
食物繊維が1袋あたり5.9g含まれているのが特徴で、飲みやすさについても抹茶風味で飲みやすく、長く続けられる青汁と口コミでもとても評判がいいです。
定期初回限定で980円(30袋)と初めて青汁を購入される方にも始めやすい価格となっているのも嬉しいですね。1ヵ月に決まった量が送られてくる定期購入にすると通常価格よりも10%OFFとなり、送料も無料なので続けたい方におすすめです。
新日本製薬 Wの健康青汁
価格 | 定期初回限定:2,160円(31包) 2回目以降:3,888円 |
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1杯あたり | 70円(初月換算) |
主原料 | 大麦若葉・明日葉・桑の葉 |
保険機能食品表示 | 機能性表示食品 |
Wの健康青汁は、主原料に大麦若葉・明日葉・桑の葉の3つが使われています。「エラグ酸・GABA」という2つの機能性関与成分があり、エラグ酸は肥満気味の方の体脂肪、内臓脂肪などの減少をサポートする役割を持っており、ダイエット中の方には心強い味方になります。
もう1つのGABAという成分は、高めの血圧を下げる機能があり、健康診断で高血圧ぎみであると指摘されている人にはぴったりな成分です。※血圧が正常な方が飲んでも低血圧にはなりません。
Wの健康青汁はこういった特徴があるため、適度に運動してお腹周りもダイエットしたいけど、健康管理も怠りたくないという人には特におすすめの青汁です。
定期購入なら初回50%OFFとなり、初月2,160円です。いきなり定期購入するのではなく、とりあえず1箱だけで味を見てみたい…という人には、お試し購入することもできますので、希望に応じて変えてください。
サントリー 極の青汁
価格 | 3,499円(30包) 8,748円(90包) |
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1杯あたり | 116円 |
主原料 | 大麦若葉・明日葉 |
保険機能食品表示 | 栄養補助食品 |
極の青汁は国産の大麦若葉に加えて、明日葉という緑黄色野菜が主原料となった青汁です。この明日葉は原価がとても高価で、明日葉が含まれている青汁の商品はとても希少。明日葉は野菜の王様といわれるケールよりも栄養価が高いことで有名です。
美味しさを出すために宇治の抹茶と煎茶もブレンドされており、青汁っぽい苦さをあまり感じさせない味になっています。栄養素・飲みやすさ・コスパに優れた万能な青汁といっていいでしょう。
他の製品よりも抹茶の風味が強いため、お湯に溶かして飲むだけでなくご飯やお菓子に加えたアレンジ料理にも合います。公式サイトにて料理レシピも多く公開されていますので、さらにおいしく・楽しみながら青汁を摂取したい方はぜひ挑戦してみてください。
ナチュレライフ 美長命青汁
価格 | 初回限定:2,927円(30包) 2回目以降:3,564円 |
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1杯あたり | 118円 |
主原料 | 長命草 |
保険機能食品表示 | 機能性表示食品 |
美長命青汁は、鹿児島県で栽培されている長命草を主原料として作られており、長命草は野菜の王様と呼ばれるケールの10倍の食物繊維・カルシウム・ビタミンがあると言われています。鉄分に関してはなんとケールの27倍!
長命草に含まれるポリフェノールの一種であるクロロゲン酸には食後の血糖値上昇を抑える働きがあり、消費者庁にも機能性表示食品として届出がされています。
気になるお味ですが、青臭さが少なく飲みやすいと口コミでも評価が高いです。定期お届けコースは送料が無料、割引価格とお得なものになっていますので、とりあえず1箱だけ注文してみて、味が気に入れば定期購入をするのもアリです。
やわた 本青汁
価格 | 1,944円(30包) |
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1杯あたり | 75円 |
主原料 | 大麦若葉 |
保険機能食品表示 | 栄養機能食品 |
やわたの本青汁は大麦若葉で作られた青汁で、食物繊維以外にも乳酸菌やビタミンCも豊富に含んだ配合になっています。とくに乳酸菌は、たったコップ1杯でヨーグルト13個分の乳酸菌を摂取できるという驚きの配合成分。
食物繊維を多く取りたい方、美容にも気を使っていきたい方にはとてもおすすめの青汁です。高価な材料を使った青汁は1杯あたり100円を超えることが多いのですが、やわたの本青汁は、1杯あたり75円とコスパにも優れています。
通常購入だと2,160円に送料330円、定期便にすると5%OFFになってお得に購入できます。試しに1本注文してみて、続けられそうであれば定期便にするといいでしょう。
大正製薬 乳酸菌青汁
価格 | 初回限定:980円(30包) 2回目以降:3,499円 |
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1杯あたり | 116円 |
主原料 | 大麦若葉 |
保険機能食品表示 | 栄養補助食品 |
大正製薬は青汁の商品を数多く販売していますが、こちらは乳酸菌も含まれるタイプです。コップ1杯あたり200億個の乳酸菌(ヨーグルト20個分に相当)を含んでいて、女性からの人気が根強い青汁です。
コスパはズバ抜けて良い訳ではありませんが、定期お届けコースで注文すると10%割引になったり送料が無料になる特典があるので、長く続けていくつもりなら定期購入がおすすめです。解約はネットから簡単に行えますし、1ヵ月休止の制度もあるのでご安心ください。
山本漢方製薬 大麦若葉100%
価格 | 1,620円(30包) 3,024円(44包) |
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1杯あたり | 69円 |
主原料 | 大麦若葉 |
保険機能食品表示 | - |
山本漢方製薬の大麦若葉100%は、Amazonの売れ筋ランキングに長年入っているロングセラーの青汁です。無農薬の大麦若葉が使われており、抹茶風味のシンプルな味と香りに仕上げています。
乳酸菌などは配合されていないため、料理にも使えて、ドリンクとして飲む以外にも楽しく摂取し続けることができるでしょう。コスパも1杯あたり69円と価格が安く、お財布にも優しいのは嬉しいですね。
アサヒ フルーツ酵素青汁
価格 | 1,728円(30包) |
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1杯あたり | 58円 |
主原料 | 大麦若葉・ケール |
保険機能食品表示 | - |
フルーツ酵素青汁は九州産の大麦若葉・ケールを使用した青汁で、乳酸菌、植物発酵エキス、活性型酵素、ヒアルロン酸など、多くの成分が配合されています。
23もの果物がブレンドされているため、味わいもすっきりとしたミックスフルーツ味となっています。フルーツ青汁なら、まずこの商品を試して頂きたいくらい万人受けする青汁です。
果実エキスを配合した分、野菜の王様といわれるケールを入れて栄養素をグンと上げている印象です。1杯あたり58円とコスパにも優れており、通販でなくてもドラッグストアでも購入できるため、まずお試しで1箱買ってみるのもいいでしょう。
ヤクルト 青汁のめぐり
価格 | 2,200円(30包) |
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1杯あたり | 73円 |
主原料 | 大麦若葉 |
保険機能食品表示 | 健康補助食品 |
青汁のめぐりは、国産の大麦若葉を主原料としてヤクルトのオリゴ糖が配合されている青汁です。オリゴ糖が含まれているお陰で青汁の独特な臭みを抑え、子供でも飲みやすいように作られています。
ドラッグストアやスーパーでも販売されているので、あまり栄養素が豊富でない価格重視の製品かと思いきや、食物繊維は3.1gも入っていますし、β-カロテンも豊富に含まれています。コスパも良いですし、初めて青汁を飲む人にはピッタリかと思います。
ヤクルト 国産ケール青汁
価格 | 2,200円(30包) |
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1杯あたり | 73円 |
主原料 | ケール |
保険機能食品表示 | 健康補助食品 |
野菜の王様といわれる国産のケールをたっぷり使った青汁で、食物繊維以外にもビタミン・葉酸・カルシウムなどもたくさん含まれています。ケール自体は苦みや青臭さが出やすい原料なのですが、飲みやすくマイルドに仕上がるようフレッシュマイルド製法で製造されています。
ドラッグストアやスーパーでも購入できます。他の商品でよくある抹茶風味の味わいが苦手な方は、特におすすめです。
日本薬健 金の青汁
価格 | 1,284円(44包) 別途送料770円~ |
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1杯あたり | 47円 |
主原料 | 大麦若葉 |
保険機能食品表示 | - |
金の青汁は、九州産の大麦若葉を使った抹茶風味の青汁です。食物繊維、ビタミン、ミネラルなどの栄養素がたっぷり入っているので、野菜不足を感じている方におすすめ。
低価格でドラッグストアでも購入できるため、よく知られている商品ですが、味わいについては好き嫌いが分かれるかもしれません。青汁を初めて飲まれる方は、もう少し飲みやすい青汁の方がいいかも?
金の青汁は1杯あたり47円と、当サイトに掲載している青汁の中ではもっとも安いです。コスパを最重視される方にもおすすめ。
ナチュレライフ ドクターベジフル青汁
価格 | 初回限定:2,894円(30包) 2回目以降:3,402円 |
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1杯あたり | 113円 |
主原料 | 大麦若葉 |
保険機能食品表示 | - |
ドクターベジフル青汁は主原料として大麦若葉を使い、さらにケールや桑の葉といった青汁の王道野菜を3つも入れた商品です。ほかにも九州産の野菜を21種類配合し、美味しくするためにきなこ・黒糖も入っています。
1日にたくさんの野菜を食べるのは大変ですが、21種類もの野菜が凝縮された青汁を1杯飲んで栄養を補うのはとてもお手軽です。無添加で産地にもこだわって作られているため、安心して飲み続けられますね。
ヤクルト 元気な畑 私の青汁
価格 | 1,650円(30包) |
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1杯あたり | 55円 |
主原料 | 大麦若葉 |
保険機能食品表示 | 健康補助食品 |
元気な畑 私の青汁は、ヤクルトが販売している青汁の中でもシンプルでオーソドックスな配合となっています。食物繊維やβカテロン、鉄分などが豊富に含まれており、野菜不足を感じている方におすすめの青汁です。
乳酸菌が配合されている同社の商品と比べると物足りなさを感じる方もおられるかもしれませんが、味わいがシンプルなだけにヨーグルトや牛乳などに混ぜても美味しく飲めるのがメリットです。昔ながらの青汁の味が好きな方にも相性はいいですね。
1杯あたりの価格は55円と、他社よりも半額近い価格帯になっています。コスパもとてもいいですね!
こどもフルーツ青汁
価格 | 5,797円(30包×2) |
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1杯あたり | 97円 |
主原料 | 大麦若葉 |
保険機能食品表示 | 栄養補助食品 |
商品名の通り、子供でも飲めるように自然な甘さが特徴のこどもフルーツ青汁です。子供向けの商品ではありますが、親御さんと一緒に家族でお飲みいただくこともできます。
また、乳酸菌も140億個入っていて腸に優しい青汁です。野菜嫌い・偏食などの理由で栄養に偏りが出ていそうなお子さんのために開発されており、1日の推奨量はたったの50mlです。大人向けの商品よりも少ない量でたくさん栄養を補うことができるのは嬉しいですね。
自分に合った青汁の選び方のコツ
薬局やネット通販で売っている青汁の中から選ぶ場合に、どういう基準で決めるといいかポイントをまとめました。
飲みやすさを重視する場合のポイント
青汁は、飲みやすく加工されたものもあれば栄養素を重視して加工されているものもあります。もしも初めて青汁を飲まれるような方は、主原料が「大麦若葉」のものを選んでください。
ケールや桑の葉などの原料に比べて大麦若葉は苦みが少なく、子供でも飲めるくらいソフトな飲み心地です。フルーツ青汁といった甘み成分も多く含んでいるタイプでもいいですね。飲みやすさ重視でいくなら「ヘルスマネージ大麦若葉青汁<難消化性デキストリン>」がおすすめです。
コスパを重視する場合のポイント
コスパを重視する場合は、1杯あたりの価格を参考にしつつ、定期購入でお得になる青汁を選んでください。当サイトに掲載している青汁では該当しませんが、悪質なサービスだと最低5回は商品を受け取らないと解約できない場合がありますので、ご注意ください。
もっともコスパがいい青汁は「日本薬健 金の青汁」で、1杯あたりの価格は47円。1ヵ月飲み続けても1,410円ととても安いです。1箱単位で購入すると送料が770円~かかりますが、4箱まとめて注文すると送料は無料になります。
栄養素を重視する場合のポイント
どうせ飲むなら苦くても栄養素がたっぷり入っている青汁にしたいという方は、特定保健用食品(トクホ)の認定を受けている青汁か、主原料がケールで作られた青汁を選んでください。
特定保健用食品は、からだの生理学的機能などに影響を与える保健効能成分(関与成分)を含み、その摂取により、特定の保健の目的が期待できる旨の表示(保健の用途の表示)をする食品です。
特定保健用食品として販売するには、食品ごとに食品の有効性や安全性について国の審査を受け、許可を得なければなりません。(健康増進法第43条第1項)
引用元:消費者庁 特定健康用食品について
トクホとは食品の安全性・有効性が国に認可されている商品のことです。青汁だと「大正製薬 大麦若葉青汁」が2種類のトクホ商品を販売しています。難消化性デキストリンが含まれる青汁には食後の糖の吸収を緩やかにする働きがあり、血糖値に悩んでいる方におすすめです。
全部重視したい人向けの青汁商品
飲みやすくてコスパが良くて栄養素もたっぷりな青汁はないの?と思いますよね。それが、あるんです。
「ヘルスマネージ 大麦若葉青汁<キトサン>」は味にクセがなく飲みやすいとされる大麦若葉で作られており、消費者庁が認可したトクホの商品です。飲みやすい上に栄養価も高く、さらに定期購入だと1杯あたりの価格は123円とコスパにも優れています。
定期購入は毎月決まった分量の青汁が配送されてくるのですが、飲み忘れて家に貯まってきてしまった場合も、無料で休止することができます。解約したい場合も最低利用期間や違約金はありません。大企業だけあってサービス面も安心できますね。
青汁を飲むデメリット
青汁は健康にいいというメリットばかりに目がいきがちですが、デメリットにもしっかり目を向けて把握しておくことが、長く続けていく上で大切です。人によってはデメリット
なりうる項目3つ、挙げて解説していきます。
- 毎日続けないと効果が得られない
- 人によっては味が苦手に感じる
- 摂り過ぎると身体に悪影響が出る
毎日続けないと効果が得られない
青汁には食物繊維、ビタミン、ミネラル等たくさんの栄養素が含まれていますが、飲み始めて数日で身体に良い影響を与えるかというと、そうではありません。すぐに効果が出る訳ではないため、長く続けていくことが大切なポイントです。
長く続けるコツは、毎日決まった時間に青汁を飲むことと、水割りだけでなく色んな飲み方を試してみることをおすすめしたいです。青汁を飲んだ方がいい時間帯というのはありませんので、毎日決まった時間に飲み、飲み忘れをしないルーティーンを作ってください。
青汁は、水割りの他に「牛乳・リンゴジュース・オレンジジュース・ヨーグルト」で割ると飲みやすいです。苦みを感じたくない方は、水割り以外だと美味しく続けられるかもしれませんね!※熱湯は非推奨です
人によっては味が苦手に感じる
数年前に比較するとフルーツ味の青汁も増えましたし、飲みやすいように成分を調整された青汁がほとんどですが、それでも実際に飲んでみて、苦手だなーと感じられる方はおられると思います。
栄養素が豊富な青汁の代わりになる製品は他にありませんので、できれば続けたいですよね。水割りが苦手だった方は、牛乳が相性もよくおすすめです。先ほどもお伝えしましたが、リンゴジュース・オレンジジュース・ヨーグルトも良いでしょう。
加熱すると若干、栄養成分が減少してしまいますが、お料理に使っても問題ありません。ホットケーキやパスタ、プリンなど、ほのかに苦みのある青汁と相性のいいレシピは沢山ありますので、色々なアレンジをして楽しんでみてください。
摂り過ぎると身体に悪影響が出る
青汁は食品のため、副作用といったものはありません。
容量を守って飲む分には、全く問題ありませんが、食物繊維が豊富に含まれているため、過剰に摂取すると腹痛・下痢の原因になることがあります。
どれくらいなら飲んでも問題ないかは人によって異なりますが、パッケージに書いてある1日の容量は守るようにしてください。どんなに健康に良いとされる食品でも、摂り過ぎは身体によくない影響を与えます。
また、青汁を飲んでいるから野菜を取らなくてもいい…という訳ではありません。あくまでも野菜だけでは補えない必要栄養素を、青汁で補完するというものです。正しく飲んでこそ効果が活かされるので、注意しましょう。
青汁を飲むのを控えた方がいい人
健康に良いとされている青汁ですが、なかには青汁を飲むのを控えた方がいい人もいます。
ワルファリンを飲んでいる方
ワルファリン(ワーファリン)を飲んでいる方は、青汁の摂取を控えた方がいいです。ワルファリンは通常、静脈血栓症、心筋梗塞症、肺塞栓症、脳塞栓症、脳血栓症などの治療や予防として処方されている薬です。思い当たる方は、処方されているお薬のチェックをしてみてください。
ワルファリンは血液を固まりにくくして、血栓ができるのを防ぐ役割があるのですが、青汁に多く含まれているビタミンKは血液凝固の作用があります。反対の作用があるため、摂取しない方がいいのです。
腎機能・肝機能が健康ではない方
肝機能障害や腎機能障害のある方は、青汁の摂取を控えてください。腎臓が悪い方は青汁を摂取することで高カリウム血症を引き起こす恐れがあり、肝機能が悪い方は鉄分が肝臓の細胞に悪影響を及ぼし重症化するリスクが高まるためです。
症状によって判断が異なりますので、青汁を飲む前に主治医に相談してみてください。
青汁は正しく飲んでこそ効果が活かされるものです。青汁を飲むだけで健康になれるという誤った認識をせず、栄養バランスの取れた食事のサポート役として青汁を活用し、健康維持に役立てていきましょう。
青汁のドリンクとサプリメントを比較
青汁の健康食品は、粉末をお湯や牛乳などに溶かして飲むドリンクと、サプリメントの2つがあります。ドリンクは苦い・まずいというイメージもあり、サプリでも同じ青汁の成分量ならサプリが飲みやすくて良いよね…と考える方は多いはず。
青汁の製品を製造販売されている「山本漢方製薬」に電話取材をした上で、違いについてまとめました。
- 成分はどちらも同じだが、サプリには加工時に凝固させる成分が入っている
- ドリンク1杯の栄養素はサプリ12粒分に相当する
- 手軽さはサプリだが、1日に12粒も飲むのはデメリットに
- ドリンクタイプはレシピが豊富で想像以上に飲みやすい
成分は同じで、錠剤になっているか粉末になっているかの違いだけ。サプリメントは凝固させる材料が入っているそうです。
もっとも大きな違いは、ドリンク1杯に対して同じだけの栄養を取ろうと思うと、サプリは12粒も飲まなければいけないということです。1日の推奨量も12粒となっており、飲むこと自体が大変で長続きしない方も多いのではないでしょうか。
青汁のような健康食品は取り続けることが大切ですから、辛く感じない方法で摂取することが一番です。ダイエットや筋トレでも同じですよね。途中でやめてしまっては意味がありません。
青汁ドリンクは苦い・まずいというイメージは昔の話で、最近は飲みやすいようにフルーツ成分が入っていたり、調理レシピも豊富にインターネットで公開されていたりと、昔とは随分変わりました。唯一のデメリットである飲みにくさが改善されている今は、青汁ドリンクの方がおすすめです。
【参考資料】
青汁ドリンク(1包) | 青汁サプリ(12粒) | |
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エネルギー | 8.9kcal | 9 kcal |
たんぱく質 | 0.10~0.69g | 0.72g |
脂質 | 0.01~0.18g | 0.18g |
糖質 | 1.64g | 0.66g |
食物繊維 | 0.39~1.50g | 1.12g |
ビタミンC | 3.87~15.4mg | – |
ビタミンE | 0.05~0.37mg | – |
ビタミンK | 7.24~74.1μg | 78μg |