高血圧の診療・治療内容 | 福島吉野スマイル内科・循環器内科(大阪)

高血圧でお困りの方[診療・治療内容]

高血圧とは

高血圧とは、一言でいえば血圧が高いということです。
でも、いつ測った時の血圧なのか、どれぐらい高かったら高血圧なのか、ということはあまり知られていないかもしれません。最も大事な血圧は、朝起きた時の血圧です。できれば、朝ごはんなどを食べる前のリラックスしているときの血圧を測定しましょう。その時の血圧で、上の血圧が130mmHgを超えていれば高血圧症です(日本高血圧学会)。もちろん年齢や拡張期血圧(特殊な弁膜症などの病気がある人は注意が必要)なども大切ですが、細かく気にするとわかりにくくなるので、朝の血圧で130mmHg以上は高血圧と考えてもらってOKです。

高血圧の症状について

目立った症状がないのが、高血圧の特徴です。
よく「血圧が高くて頭が痛いです」とクリニックに来られる患者さんがいます。
しかし、これは血圧が高いから頭が痛いのではなくて、頭が痛いから血圧が高いことが多いです。つまり、原因と結果が逆ということです。もし、血圧が原因で頭痛が起こるとしたら、少なくとも200mmHgを超えるような高血圧でないと症状は出ません。しかし、これは逆に高血圧の怖さを示しています。なぜなら、血圧が高くても自覚症状で気づくことができないということだからです。

高血圧が原因の病態、疾患

様々な病気が高血圧を原因として発症します。
万病のもとといってもいいかもしれません。一番問題となるのは、認知症寝たきりではないでしょうか。
高血圧だからと言って、余命3か月というようなことになることはありません。しかし、何年も放置していると血管が劣化し、認知症や寝たきりといった病気になりやすくなってしまうのです。

電話が混み合っている場合もありますが、通話可能ですのでお待ちいただければ幸いです。

高血圧の原因とは

原因の1番は塩分の過剰摂取です。
日本人の食事は世界的に見ても塩分量が多く、高血圧の原因となっています。そして、次に大きな原因としては動脈硬化によって血管が狭くなってしまうことです。動脈硬化の原因は、喫煙、運動不足、高コレステロール血症や糖尿病などの病気と様々なものがあります。また、ほかの病気が原因で高血圧になることを2次性高血圧と言います。まれに、遺伝的に血圧が高い人もいらっしゃいます。

高血圧の検査と診断について

原因のところでも書きましたが、2次性高血圧というものがあります。
つまり、ほかの病気が原因で高血圧になっているということです。この場合、原因となっている病気を治療したら高血圧が自動的に治ります。なので、血液検査や画像検査で高血圧の原因となるような病気が隠れていないかどうか検査をします。
それ以外は、残念ながら生活習慣が原因の高血圧症ということになります。

高血圧の治療について

治療の基本は薬物療法です。
しかし、薬を飲めばなんでもOKかというと、そうではありません。食事療法や運動療法こそ大切になってきます。血圧をあげる2大原因は、肥満と食塩の取りすぎです。なので、食事と運動でダイエットに取り組み、さらに減塩食にすることで血圧を下げていくことが可能です。

高血圧治療に対する当院のアプローチ

薬は基本的に人間にとっては異物であり毒です。
なので、飲まなくて済むのであれば飲まないほうがいいに決まっています。しかし、高血圧を放っておくのも問題があります。なので、はじめは薬の助けを借りても、生活習慣などを改善して薬を卒業していくというのが当院のアプローチです。
高血圧の薬を飲み始めたからと言って、一生飲み続けなければいけないというわけではないのです。まずは、自分の血圧がどれぐらいなのかを知るために、自宅血圧を測ることから始めてみましょう。

診察の相談・受診予約について

当院は高血圧の専門家が診察に当たっておりますので、いつでもご相談ください。

高血圧の専門家が、あなたと一緒に血圧の薬を見直します。
お問い合わせはこちらから(予約不要、いつでもどうぞ)

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